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ツインセンタースピーカーに挑戦! [カジュアル ホームシアター]

我が家のカジュアルホームシアターに
「ツインセンタースピーカー」
が導入されました!



ツインセンタースピーカーって何?

その名の通り、
センタースピーカーを
1個から2個に
増やしてみただけなのです・・・

ちなみにこの
「ツインセンタースピーカー」という用語、
WEBのどこかで以前に見かけたのですが
正確な音楽関係の用語なのかどうか、
どうにもわかりません・・・


最近のセンタースピーカー、
横置きタイプが多いですよね。

ネットを開けると
コーンが2つ左右均等にあるような
横に細長い形状のスピーカーが一般的です。

でも我が家のスピーカーは、
センターもリアもフロントも、
5つとも同じ縦型形状、
コーンも1つの縦置きです。

なんだかセンターに置いても、
見た目のバランスが悪いかなあ、
と気にもなって・・・


我が家は5.1チャンネルのサラウンドシステムですが
前述の設置場所や見栄えの関係から、
センタースピーカーをこれまで省いていたわけです。

ところがPS3では
光デジタルとHDMIの同時出力ができない(2007年1月現在)
ことが判明!!!

関連記事:
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/317
PS3 あれあれ?HDMIと光デジタルは同時出力できないの?

これはどうにかしなくては!
と悩んでいたところ・・・

先日、愛娘の顔を見せに行った
実家に答えがありました。

ソニーのMDコンポ?に付属の
スピーカーが残っていたのです。

本体は故障してしまい、
スピーカーだけ残してありました。
これを流用です。

フロント左右にはそれぞれ、
実家から持ってきたスピーカーを設置です。




もともとの右と左のスピーカーは、
センターに移動です。


我が家で一番に悩んだのが、
センタースピーカーの配線です。

いろいろWEBを調べてみたところ、
接続方法には
「直列」と「並列」があることが
わかりました。

これが直列

アップで見ると、
センターの左右のスピーカーは、
1本だけで接続しているのがわかります。

アンプ側の+と-、
それぞれに1本ずつだけです。


-----------------------

これが並列


アンプ側の+と-、
それぞれに2本ずつ繋ぎます。

----------------------------------

さて、接続方法によって何が違うの?
というところがポイントです。

大雑把に言ってしまうと、
音圧(音量?)とアンプへの負荷が
接続方法によって違うみたいなのです。

並列にすると、音圧は増えますがアンプに負荷がかかります。
直列にすると、音圧は下がりますがアンプへの負荷は減ります。

小学校でやった、豆電球の実験と、
考え方は同じみたいです。

「並列」
1つの電池に並列に豆電球を2つ繋げると、
1つあたりの明るさは同じ、
でも豆電球が2つになるため
明るさは2倍です。

消費する電流の量が2倍になるため、
電池の寿命は短くなります。
(たぶん)

「直列」
1つの電池に直列に豆電球を2つ繋げると、
1つあたりの明るさは半分、
でも豆電球が2つになるため
明るさは1つだけを繋げた時と同じです。

消費する電流の量はかわりません。
電池の寿命も変わらないわけです。
(たぶん)

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さて、AV機器側のスペックの
確認もしてみましょう。

我が家のAVアンプの適合インピーダンス 6Ω以上
5.1チャンネルで利用している小型スピーカー 6Ω
実家から持ってきたスピーカー 6Ω

では、アンプへの負荷を計算してみます。
(これが自信ないのですが、たぶん正解かなあ)

直列
6Ω + 6Ω = 12Ω

並列
6Ω (スピーカー1つあたりのインピーダンス)÷ 2(接続するスピーカーの個数)
= 3Ω

そう、並列にしてしまうと3Ω、
我が家のAVアンプの適合インピーダンスが6Ω以上のため、
推奨条件を満たしません。

最近のAVアンプは保護回路があり、
インピーダンスが小さくても
音量を上げなければ大丈夫、
みたいなのですが・・・

ここは安全策、直列にしてみました。

前述のとおり、
直列では音圧が、並列ほどあがらないのですが、
もともと音圧をあげるのが目的ではないため、
これでいいかなあ、となりました。

AVアンプのマニュアルも隅々まで眺めたところ、
センタースピーカーを含めた
各スピーカーの音量をデシベル単位で調整する
機能がついているのを発見!



これでセンタースピーカーの音量を上げてみました。

3デシベル上げると、
音圧が2倍、
という話です(たぶん)。

スピーカーを2つにしたし、
せっかくなので、2倍に揃えよう、
と3デシベル上げる設定にしてみました。

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これで早速、視聴を試してみます。

RDZ-D700に録画してある
年末のミュージックステーションのラスト、
「Mr. Children」 の「しるし」を
聞いてみます。

これが期待通り、
なかなかいいのです。

WOWOWの5.1チャンネルの映画も
試してみましょう。

セリフが明瞭に聞こえてきます!
もちろんサラウンド感はそのままです。

PS3のHDDに入れたCDも再生してみます。
これも当然OK!

我が家のカジュアルホームシアターへの
ツインセンタースピーカー導入、
どうやらうまくいったみたい・・・


家族全員に
笑顔が広がったのでした。

余談ですが、
PS3を横置きの場合、
右側が通風孔、熱がきます。

スピーカーにも
PS3にも、
環境がいいとは言えません。

我が家のスピーカーは小型のため
奥行きがなく、
しばらく様子見にしましたが・・・

あまり熱を持つようなら
別の設置場所を探す必要がでてきそう・・・

ちなみに今回の記事は、
我が家の理解不足などで、
根本的に勘違いしている可能性が十分にあります。

もしお試しになる場合は、
必ずご自身で情報を確認の上、
自己責任にてお願いしますね。

大切なAVアンプやスピーカーが
壊れてしまったら大変ですよね・・・

関連記事:
HVXのセンタースピーカー機能
http://blog.so-net.ne.jp/sonyandvaiofan/2006-02-20

本文章は、WEB、カタログ、マニュアルなどの情報に、
我が家の環境での使用感想を加えて作成しています。
最新情報、不明点、疑問点、操作方法、互換性などは、
必ずメーカーに直接ご確認くださいね。


参考WEBページ:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1227858


nice!(1)  コメント(1) 

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コメント 1

こんちゃん

Nice Idea っす。
ボクのType X Livingも狭ーいところに入れられて
熱くなっております。かわいそう。。
by こんちゃん (2007-02-22 07:29) 

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