ま)マリと子犬の物語 [映画(ま]
「∞」。
今日、朱色会日本アカデミー賞 最優秀作品賞 が決定した。
・・・本作品(マリと子犬の物語)である。
今日、これからご覧になってください。
http://mari-movie.jp/index.html
鑑賞記:ー再生の礎(いしずえ)ー『彩は、<おかあさん>に会えた』
この映画を観ずしてこの世を去る人を減らしたい。
『それは、・・・もったいない。人生を損している』
そう思い立って筆を執っている。
(以下取材および鑑賞記プロローグ執筆中
~~~~
素晴らしい自然とともにある日本。
わたしは日本に生まれたことを本当に幸運なことだと思っている
しかし、自然が我々に供するものは、喜びだけではない。この地に住む我々は
それを何度も経験して、知っている
…この「美しき日本」は
火山国日本。
台風国日本。
・・そして
地震国日本 なのだ。
<新潟県中越地震:2004年(平成16年)10月23日(土)午後5時56分発生>
マグニチュード(M)6.8。
http://www.geocities.jp/cardamine_l/0410eq/0410eq.htm
http://www.bo-sai.co.jp/tyuuetujisin.htm
http://www.enpitu.ne.jp/usr10/bin/month?id=101149&pg=200410
68命が地震によって潰された。・・・そして潰されたのは「命」だけではない
http://homepage3.nifty.com/fmeno/lab/PDF/tyuuetsu-repo.pdf
http://tmc.nagaoka.niigata.jp/takano/album/20041023.htm
~~~~(鑑賞記:プロローグ 3回忌でのおもいで
朱色会メインブログ(↓ココログより:「本当の命の終わり」
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_6867.html
法事で関越を走っていたときのことである。美しい山なみに、かつてみたことのない
色を発見した。遠景に写る美しい山のところどころにスカイブルーが点在する。
・・・それが、巨大なブルーシートであることにしばらく気がつかなかった
ありえない大きさだったのである。崩れた亀裂を、ほぼ山の中腹を覆うかたちでそれは
続いていた。また、住居にもところどころ小さなブルーシートがあり、さながら
紅葉ならぬ、スカイブルーが街とやまやまを席巻していたのである。
そして・・・高速道路は、そのときも依然として路面が畝っていた。
そのうねりを尻に感じながら、関越を疾走した。いまもその感触は覚えている
やがて・・傾いた道路標識がわれわれを待ち受けていた。
「あれから」一年以上たつというのに。。。上のブログは、そのときに書いたものである。
『まだまだ、復興途中なのだな・・』
と感じた。SAにも傷跡は、残っていた。
法事の合間に、イースタンが練習試合をおこなっている悠久山公園を散策した。そして
もはや撤去したと思っていたものを見たのである。球場の横には、依然として仮設があり
そこには生活をしている人の姿があった。・・・・なんということなのだ。
自分の<世間を捉える浅さ>に恥ずかしさを覚えた。顔から火がでたことを覚えている
~~~~~~(この後、タイトルの映画レビュー・・・明日となる。
話・演技・演出。すべてが高次元にまとまっている。なんとこれがスクリーン処女作(←表現がちと古いな
…だという。とてつもなくいい映画です。これからだらだらと書くけれどいいたいことはひとつ
「観て下さい」それだけだ。観れば、わかる。
まずは演者たちから。前半はやはり宇津井健 。
孫に頭が上がらないおじいちゃん役から、孫を守り抜く祖父としての姿を熱演。
・・・まさに「死演」といっていい。
船越さんをスクリーンで観るのはわたしは始めてかもしれない。
TVではよくお会いしてますが(笑
父と息子(の腹を向き合った語らい
兄妹(きょうだい)
・・・そして大きな宝石を見つけた。佐々木麻緒 さん。ほんとものすごい子役がでてきたものだ。なんという演技力。この映画は、この娘を中心に回っている。
素晴らしいとしかいえない。鑑賞中も『何もんだこの娘は!』と内心叫んでいた
他の演者さんも、自分の持分を如何なく発揮されており観ていてとてもキモチイイ。
地震が「事件」として使われているが、テーマは『家族』。そのまっすぐなストレートに
観客としてどっしりとした感動をもらえた
全て演者がスクリーンで光かがやいている。
この映画には、わたしたちは失ったもの、または失いつつあるものが全てある。
それを確認できる。秀作です。
見る人すべてに<家族の絆>の大切さを再認識させてくれる。。
ま、、などと書いている自分でいうのもなんだが、まったく自分が受け取れたものを
表現できていない。忸怩たるおもいだ。だから、再度いおう。
「観てください。」
~~~~
自然は大きな恵みを与えてくれるが、その逆の痛みも。
しかし、その自然とて、この映画で描かれている「絆」は断ち切ることはできない。
その絆こそ、復興(再生)の礎になることを、この映画を観た方は
受け止めることができるだろう。
・・・大切な方と、大いに涙を流していただきたい。(校了
~~~~
同様に本作品に心を振るわされた/奮わされた/震わされた方々の「声」はこちらです。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id328448/s0/or1
・・・是非、ご家族で。(お正月など帰省などでも。
~~
http://www.yamakoshi-mari.net/
http://www.niigata-nippo.com/tyuetsujishin/
http://www.cf-network.jp/
http://www.niigatachuetsu.com/
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/niigata_earthquake/
http://white.ap.teacup.com/yamatyou/243.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n51/n51.html
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/sinsai/
~~~
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E5%9C%B0%E9%9C%87
↓(後半のくだりは、流石は経営者だ。
http://tmc.nagaoka.niigata.jp/takano/album/20041028.htm
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