SSブログ

お)陸に上った軍艦 -オカニアガッタグンカン- [映画(あ]

陸に上がった軍艦とは、接収された宝塚歌劇場のことである・・・
63年前、この地にて理不尽で不可思議なることが繰り広げられた。

鑑賞記:6/100の老兵からの【遺言】

戦争が終わって永いときが過ぎた。もはや戦後ではないどころではない。
戦争をまったく体験しない者が、この世を去ることが珍しくない時世となった
http://search.yahoo.co.jp/search?&p=%E7%9B%B4%E5%BF%83%E6%A3%92&fr=msie7&ei=utf-8


・・・この映画は、ドキュメント映画である。
市民が戦争に供せられたとき、どう扱われるのか?
その実体験が克明に描かれている。
http://www.oka-gun.com/
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10954/index.html

多くの戦争を描く映画がこれまで作られたが、この映画が他の多くの映画と
異なるのは、戦争のはかなさや愚かさにつき、異なる視点にて描かれていることである
すなわち、市井の一兵卒の目線での戦争である。敵方は出演なしというところも
特異なる作品である。
http://search.yahoo.co.jp/search?&p=%E4%B8%80%E5%85%B5%E5%8D%92%E3%81%AE%E7%9B%AE%E7%B7%9A&fr=msie7&ei=utf-8

戦争を継続させるための手法

人殺しなど、誰も率先してやりたがらないものである。
しかし、実際に戦争は始まり、ある程度継続する

「それはなぜなのか?」

ひとつは、相手国への強烈なる憎悪の刷り込み
そして、戦争を始めなければ自国が滅すると思わせる強大なる恐怖感の醸成

また、

【戦争継続に対して疑問を持つ暇(または人心)】の剥奪
が行われる。

いずれにせよ、<強力なる統治>が、戦争を始め、そして継続させるのだ
~~~~~
初日ということで、山本監督が千葉くんだりまできて作品への想いを語ってくれた
初めての体験だ。うれしいな。


↓(動画上げてみます。So-net1番目のファイルのサイズが1MBをオーバーしています
動画を圧縮しないといけないことがわかりました。だれか簡単なフリーソフト教えてください。
拡張子は、wmvです。


~~~~~~~
・・・いま、この国に表向き戦争はない。しかし、この映画が描いていること
は、直接いまのわれわれの社会に息づいている。

最近、凛とした老人を見ることがなかったが、この映画において確認する機会を得た

私たちのなかにある、恐怖は、いまもある。
戦争は事業に、2等兵はサラリーマンと形をかえて。

そういう意味で、この映画は60余年の出来事だけで片付けられない。
…そう、【企業戦士】という言葉は、廃れてはいない

私自身は・・・・凛とした老人となりたい。

馬鹿げたことを、大真面目にやっていた時代があっ(た)とは言い切れない。

「いまがそうではない」と、だれがはっきりいえるだろうか?

校了。(0:10
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%CE%A6%A4%CB%BE%E5%A4%AC%A4%C3%A4%BF%B7%B3%B4%CF&ei


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0