さ)叫(さけび) [映画(さ]
鑑賞記:ひとりよがりな『幽霊』と自暴自棄な「人間たち」
・・・どちらもありきたりでコワくないなぁ。
監督の「葉月の幽霊姿をみたい」から、はじまった映画づくり。
http://sakebi.jp/index.html
それに巻き込まれてしまった(あるホラー映画ファンの苦悩と嗚咽)をお贈りする。
「黒沢清」という人間はポット出の監督ではない。
↓)長い下積みから、いまの地位を築いた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E6%B2%A2%E6%B8%85
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88
http://ja.wikipedia.org/wiki/IPod
また、監督人生としてもホラーになにやら思い入れがあるようなキャリアである
で、あるから、朱色会もとっても楽しみにして劇場にいったのである。
それは、前節の『ドリームガールズ』のやくみつる(←まちがい
約2H前の出来事だった…。
~~~~~~~
・・・リアルにおきる事件が、『想像』を上回って久しい。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%AE%8B%E8%99%90%E3%80%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6&ei=UTF-8&x=wrt
このため、映画を作る方々の苦労も大変なものだろう。とくに、
ホラーとなるとよっぼどうまくやらないと
ホラーなのに『ふつう』の烙印を客からいただくことになってしまう。
「ほらぁ、だからいったじゃない。○ろろにしとこうって!!」
私の映画を愛する心が、私自身を責め立てる。。
失われた2hは、どう足掻(あが)いてももどってはこないからである。
『かえせぇ~~~~』(キターーーーーーーーーッ…久々。
きよしィ~~かえせェ・・・か・え・せぇ~~~
カッ・・・エ・・・せええええええええェェェッ
(↑少し、叫んでみました(笑
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甘党なひとは、無性に甘いものが食べたくなるものだ。
甘味処にいき、まるで、麻薬でも貪るように寡黙に
あんみつやら、ぜんざいやら、それから、しるこを黙々と
舌の上に乗せていく。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=image:on+%B4%C5%CC%A3%BD%E8
たっぷりと甘いものを食べたいのである。
であるから、甘味処も、そのお客様用にどっしりとした甘いもの
を味わえるように準備をしているものだ。
ひとしきり食べ終わったあと、
「ふぅ。あふぅ、甘かった!」(←あふぅがポイント。
と満足な顔をして、お店をでる。
甘味処とは、そのような方のために存在しているお店なのである。
甘くないものをだす甘味処など、【無価値】なのである。
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ホラーが好きなひとは、無性に怖がってみたくなるものだ。
ホラーにはいろいろなジャンルがあり、
それぞれ味わいかたがことなり、かつ細かく「体系化」されている
http://cinema.intercritique.com/person.cgi?pid=1733
だから、
牡丹灯篭がすきなひとに殺人鬼フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)
を与えても「萌え」ない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%A0%E8%A1%97%E3%81%AE%E6%82%AA%E5%A4%A2
逆に、死霊のはらわたが好きな人に
貞子を与えてもいっこうに反応しない
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E8%88%B9%E5%8D%83%E9%B6%B4%E5%AD%90
客に喜んでもらうために、
まず、この映画が
牡丹灯篭なのか
死霊のはらわたなのか
貞子なのか
フレディなのか
「店」のジャンルを開幕後冒頭に示さないと
しるこ がこれからでてくるのか
ぜんざい はまだなのか
まさか しめはウメ昆布茶じゃないよね
といらない外乱だけが頭を占拠して、
身もココロも、『ホラー脳』にならないのである。
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・・・まだまだつづくよ。説教は。
(以下、調査。執筆中(特になぜこんな駄作が公開されるハメになったのか
・・について。
役者さんたちは、きっちり自分の責任を果たしていることは確認ができる。
(しかし、銀幕をみるかぎりにおいて
その役になりきるというよりは、その人なりの「役者流を示しているだけ」の
ように朱色会は捉えた。
さすがに『撮りたかったカット(葉月の幽霊)』のシーンはリキが入っている
秀逸なできだ。この2分間だけの上映でエンドロールでヨかったのではないか?
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%80%80%E5%8F%AB%E3%81%B3&gbv=2
葉月幽霊は、綺麗だが、怖くはない。それはなぜか?
それはこの作品がストーリ構成で『倒置』を使っているため
「ああ、この娘は幽霊になるしか、確かになかったんだね」
という納得感が作品の最後まで観客の心に芽生えないことに起因する。
そうなるともう「マーズアタック」の宇宙人と同じ扱いだ。
何をやらかそうとも、その行為に親近感というか、納得感が得られない
それがこの作品を観る観客の一番の不満だと指摘しておく。
『わけのわからない存在』に親近感を覚えるほど、
観客の心はヤスくはない。
ーー朱色会ーー
出演者たち個々の表現者としての演劇技術力:高
ストーリー/構成:だめ
テーマ:前半だけでいっぱいいっぱい。あとは自己崩壊
主題:なし(←映画サイトで知りました
主題歌:良
結論:コワくない小難しいだけのホラー映画は、、、
『ほら映画』と命名す(きっぱり。
・・・・おいしい甘味を口直しに食べに行こう。。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=image:on+%B4%C5%CC%A3%BD%E8
~~~~~
評価:不能
・・・今にして思うと、「ひとりよがり」で「自暴自棄」だったのは
出演者じゃなくて、スタッフのなかの(ひとり)だった…(落胆笑い
…たはは。
ま、映画も「玉石混淆」なワケで、あたりハズレは仕方がない。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%CC%C0%D0%BA%AE%DE%C2
【犬に噛まれた】とでも思って、我慢します。
今年初の↓映画。
・・・でも、心が・・・「ハバネロ」になったことだけは確かなことである(怒
http://tohato.jp/products/habanero/campaign.html
カカオ入りか…(ま、まさかナカ~タが絡んでいるのだろうか?
観客を、「他の感情」で(叫ばせて)どうする?
とりあえず校了。
ファンの『叫び』はコチラ↓
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id326311/p0/s5/
!)↓レビューはありません。
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD10275/index.html?flash=1
これは外してしまいましたね
もともと当たり外れの大きい監督とわかっていたので
お金損したとか時間返せとは思わないですけど
役者が真面目にやってるのに監督が趣味で映画撮っちゃってる
それはいけませんね
まあ大当たりはそういうところから生まれる物ではありますがね
by tkr (2007-02-25 20:45)
tkrさん。コメントどうも。
ムンクは、しゃれでもやりすぎなのかな
と・・・(嗤
役者さんの真剣なパフォーマンスだけが救いな作品です。
ある絵を撮りたいだけならば、私費でどうぞっていうところですか。伝えたいものが、いまのきよしさんには大きすぎました。ま、今後に期待しましょう。
by 朱色会 (2007-02-25 22:26)
どうも、おひさです。
たまにこういう記事があるから、ブログを読むのって
やめられませんね。いい年こいてPCの前で一人笑い。
写真ともども笑わせて頂きました。
私も休みにたまたま黒沢監督の「回路」を借りて見たの
ですが、この訳わからない展開はある意味ホラーだと感じました。
by 天そば (2007-02-26 22:52)
「ほらぁ、だからいったじゃない。(笑
天そばさん。おひさ。
清さんもどちらかというと
『わかるやつだけついてこい』タイプ。
しかし、この作品は突き抜け過ぎでしたな。
お菓子とホラー映画のコラボ。。
「いとおかし」(←やっちゃったよ。オレ(笑
by 朱色会 (2007-02-27 01:12)