し)幸福な食卓/幸せのちから【THE PURSUIT OF HAPPYNESS】 [映画(さ]
白状すると・・・実のところ。朱色会は「幸福」に飢えている。
足りていないものを、『週末の映画』で充填しているのだ
なさけないが。。
・・・そこで、本日は×ろろの長い列をスルーして
和・洋の家族もの(鑑賞前は父親ものだとおもっていた)
2本連続で観ることとした。そして、・・目的(↑)を達したのである
朱色会も、『しあわせ』 ほじー。
PURSUITとは、「追求」。ひさびさにいい邦題だと思う。
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1.幸福の食卓
1月から100点がでるとはな。。。最初に結論から。
評価:100点
申し分ない。すべての映画ファンにお勧めいたします。
演者たちすべてヨかったのだがとくに素晴らしかったのが
きい と
さくら。
「演技とは、感情(記憶)の再現である」
とは、演劇論の基本だ。したがって若輩な演者というものは
「人生経験」も短いから、はなから不利なのだが、きいは
がんばってひたむきに演じていたと思う。
ヨシコ役のさくらもこの作品のスパイスとしていなくては
ならない役。さくらがこれほどに演れるのも、上で朱色会が述べた
ことと同じで、さくらの豊富な「人生経験」がヨシコを輝かせるわけ。
あとは、おんなの撮りかたとして監督の手腕にも言及しておく。
とくにきいについてはやはりところどころ
「演技ではない演技」がでてしまう。しかしそれはしょうがない。
それをうまく監督が演技指導したのだろう。
あとは、、やはりすばらしいお話がベースにある。
原作・シナリオが演者たちを自然に輝かせている
前半の「緩」みかたというか(じったりとしたながれ)は
性急な展開を望む観客にとってはもどかしさを感ずるかもしれないが
映画のクロック数は、映画によってことなる。
クロックを感じることは、観客が観客として映画を
受けるときのリテラシーとしてとても重要なことだと思う。
この映画はココロのクロック数を下げる必要があるだろう。
おおくの心を揺さぶるセリフが、朱色会の心にいまも遺っている。
それをここにご披露したいが、なんといっても今日は初日。それを
明らかにするのは、無粋なことだと思うのでヤメておく。
あなたじしんが彼らからもらってください。直接。
かならず、あなたも『おおぅ』と思うことばを受けることになるだろう
朱色会は3つもらった。それはまたどこかで書くこととなるだろう
ヒントとして、、「結婚のイミ」がわかった。
是非、劇場に足を向けてほしい。
「家族のことで悩んでいる」
「家族との関係のことで悩んでいる」
方はその解決策がきっちりと見つかると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=rHnrI5ItlZM&NR
余談:
私の受けてとして反応は満点となったのだが、この映画に反応する
人は、自分の人生の中に、家族の食卓の記憶をもつものだろうな
とは考えた。つまり、家族が食卓に一同に会し、それらしい
ものをたべ「おなじじかんをすごす」体験をもつものが
共有感をもてる。いまの家族の「現状」は、すこしちがうようである。
それは、タイヘンに残念なことだ。朝だけでも。顔を合わせてください
↓コチラよろしければご覧ください。
http://campus.jissen.ac.jp/seibun/contents/etext/gradtheses/2003/kanechika.pdf
http://homepage.mac.com/berdyaev/ronbun/katei/kateiron3.html
http://www.shinko-keirin.co.jp/csken/pdf/56_02.pdf#search='%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AE%E9%A3%9F%E5%8D%93%20%E7%B5%B5'
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2.幸福の追求「邦題:幸せのちから」
ウィルスミスさんは好きなので、観ています
・・最近は人間関係を表現した映画に出演している。
…んで、今回は実の息子さんとの競演。息子と仕事をいっしょに
できるなぞ、父親冥利につきるのではないか?
上の映画(食卓)は、しっとり・ゆったりとして流れを感じる。
いわば『緩み』の流れのなかでときがながれていくが、
この作品(追求)は逆に「緊」が大半をしめる。
生活ぎりぎりのなかで、親として自分の息子をまもっていけなく
なる自分への怒り、息子への愛情、周りへの怒りなどが
ウィルの熱演によって観客の心に届く。
ウィルもいいが、ジュニアもいいぞ!
↑(息子)とは、『父親』のマネ↓をするものである。
もちろんウィルやスタッフのサポートがあってのこととおもうが
カメラが回っているとは微塵もかんじさせない自然な演技(?
本人もまだ、自分が俳優をやっているなぞの自覚はまだないだろうが
愛らしいこどもを「演じている」
劇場ではとなりのカップルが映画がはじまるまでケタケタ笑っていたので
どうなるものかと心配したけれど、映画が始まってすぐにとくに彼氏の
ほうが真剣に映画に没頭してた。なにか自分に重なるものを
みつけたのだろうか?
テーマ:父親が強くなれるのは、ワケがある。
世のおとーさんたちに(あらためて)エールを贈ってくれる映画だ。
ちょっと最近、いろんな意味で仕事に疲れているおとーさんたちには
うってつけの映画だ。ご覧ください。
評価:80点
2つの和洋映画をつづけてみて、特におもうことは
「家族」とは・・・そうだな。。。声にだしていってみよう。
すばらしいかけがえのないものだ。
他のブロガさんのレビュー(↓
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id325624/
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id326148/
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD9986/index.html?flash=1
こんにちわ。
コメントありがとうございました。
まず、『どろろ』についてですが。
たぶん・・・朱色会さんなら面白いと思えるんじゃないかなあと思いますよ。朱色会さんは、素直に面白いものを面白いと思って、そこから何かをキチンと見出すことが出来る方だと思うので。
手塚作品の実写化ですし、観て損はないと思います。
それと、私も幸せに飢えています。
by 睦月 (2007-01-29 10:20)
睦月さん。お互いの『飢え』を埋め合わせよう!
覚えていますか?
http://blog.so-net.ne.jp/shuseki-kai_org/2006-12-24
でのやりとりを。
そのためには二人が出会うことが必要だと思う。そこで
お互いしか知りえないメルアドの交換方法を思いついたので同意ならば以下を読んでください。よろしく。
これはお互いが自分自身でしか自分のブログに記事を投稿できないことと自分自身でしか相手の記事にトラックバックを送れないことを利用するものです。
A:使い捨てのWebメールアドレスを取得する。これは、メール交換が終われば必要のなくなるアドレスです。例えば、yahoo idを取得してカンタンに取れる。まず、これを自分のブログか、相手のブログのTBとして「公開」する。
B:はそれをみて、Aに非公開のメールアドレスと、自分しかもっていない画像ファイル(例えば非公開の自分の写真など)を添付してAにメールを(一回だけ)送る。
A:はBからメールを受け取るが、もしかしたらBの成りすましをしたB’やB’’など数人からメールを受け取るかもしれない。それで、それぞれに、(ここが重要)自分しかもっていない画像ファイル(これは別に写真でなくていい)をBを特定するためにそれぞれ添付ファイルを別べつにして返信する。
B:はAから受け取った画像ファイルを、自分のブログに投稿する。
A:はその画像を見て、Bの正しいメールアドレスを特定して、そのメールアドレスだけに、自分の非公開のメールアドレスを連絡する。
・・・という具合です。よろしければA,Bどちらをやるかコメントをください。ダメならばコメントはいりません。2時まで待っています。非公開メールアドレスとは、プライベートメールアドレスのことです。よろしく!!
by 朱色会 (2007-01-30 00:08)