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ら)RIZE > Munich。 [映画(ら]



本日は、『ミュンヘン』と『RIZE』。
書いている場所は、終わったあとの帰り道にある喫茶店。

土曜日の夜なので喧騒が絶えない。
まだ、頭のなかで整理がされていないことを書き散らします。

いつものようにネタバレなし。というか結末をふくむスクリプトを
を書くことに意義を感じない。

映画をみたときの面白さとして
受け手がいかほどその表現したものに共有感を持てたか
主人公がいたならば映画のなかでの行動をする動機付けや心境
に共有感をもてるかということは重要だ。

それを踏まえたうえでGo。

(ミュンヘン
オトコのワタシからいわせると、
オンナの皆さんには知られたくない表現がはいっており、
ここは強く解説しておきたい。

主人公は、大儀のためいろいろと○いことをする。

しかし、本当は大儀のためなんていいわけで
最初の動機は家族のためなんである。
劇中でも奥さんにハッパをかけられるシーンがある。

本編におけるリアルはここにある。
なにがリアルかというと、
べつに国際紛争やイデオロギーの対立を持ち出すまでもなく

実は、いってくるよといってただいまと帰るまで
家族をとるか、それをとってヤるかという決断はこのニホンの
カイシャ世界においてもよくあることなのである。
単に、銃やからくりバクダンなどの殺人がないだけのことだ

「えー?お父さん(もしくはアナタ)、コレ本当?」
と聞いたトコロでおとーさんは笑って答えない。
カイシャにいっている女の人も見たことないと思う。
当たり前である。本当に見せていないんだから。
オトコは女にそれをみせたくないので
狡猾かつ強引にそのことからオンナたちを隔絶している。

劇中の主人公の奥さんもそういう扱いであったが、
あれがフツーである。

見たことある女の方は、「オメデトウ。」
貴方はオトコの仲間入りである。そしてご愁傷様。

逆に、男なのにその局面に出会ったことないヒト。
ごめんなさい。アナタまだオトコ扱いされていません。

大きな世界を描いているようで、かなりミジカなことを
いっているような映画である。
結末がないような形の仕立てかたになっているが
その表現そのものが結論と受け止めた。
私のいったことを裏付ける台詞や絵が
わりと頻繁にでてくるので探してくんなまし。

それと、ホントーのテロリストたちも
あんなフツーのおじさんたちなのかも。
いままでのイメージが覆った。

評価 65点。
(ニホンジンには、わりかしワカンナイかも。)
いいたいことはわかるんだけどユーモアもうすこし入れて。

(RIZE

口直し(すみません)もかねて立て続けにみた

ダンスのパフォーマンスだけかなと最初は思ったが
ナカナカどうしてヨかった。なけた。

・ダンスのこと
・家族や社会のこと
・銃やドラックのこと

が踊るダンスのように絡み合い、お互いを引き立てていた。

棺おけやの親父さんが吼えていたコトバ(アレ、セリフじゃないよね
が耳について離れない。

評価 80点

2つの映画には「HOME」という言葉がでてくるので
機会がある方は映くらべてみてほしい。

ワタシが知らないだけかも知れないが
(と、断ったうえで)
世界とはこんないヒドいのかと思う反面
彼らのもつ何か(言葉では表せられない
で私があまりもっていないモノについて羨ましくおもうこともある。
これについては、私も未整理だし、蛇足になるので割愛します。
…日本とは、ナンだかんだいっても平和だ。

それじゃ、帰ります。また明日。


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