手紙 試写会 [試写会]
手紙 試写会 @九段会館 (2006/10/05) 募集規模:大
試写会開催中なので総数はわかりませんが、既に2口当たっているので、比較的当たりやすいと思われます。
公式:http://www.tegami-movie.jp/
11月3日公開
満足度:★★★☆☆
監督:生野慈朗
出演:山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ、吹石一恵、尾上寛之
原作:東野圭吾
山田くんは、ほんっとシリアスな役が似合いますね。
ただ、今回、彼の役柄では漫才をやるので、ちょっと違和感を感じてしまいました。
どうも、シリアスな印象を引きずって見ちゃったんですよね。
漫才もイマイチおもしろくなかったような・・・。
おもしろいハズの箇所がおもしろく思えない、というのは、ちょっと残念。
(これは、漫才のネタがイマイチだったんだと思います。)
お笑いを映画とかドラマに取り込むのは難しいだろうなぁと思いました。
たぶん、時間が経つと「昔」な感じがしちゃうと思うし。
犯罪者の家族、という立場について考えさせられました。
「差別されて当然だ」というセリフがありましたが、重いコトバでした。
確かに、犯罪者(殺人犯)が家族にいると知って、フツウにその人と付き合えるかな・・・と思うとやっぱり抵抗を感じてしまうだろうなと思います。
自分の犯した罪のせいで家族が差別されること、家族が苦しむことまでが「罪の償い」だというのは、本当に重い話です。
だからこそ、「罪」ということなんでしょうけど・・。
山田くんが初め、極端な程に沢尻エリカを拒絶しているのが、よくわからなかったなぁ。
同じ種類の人間だって思って抵抗を感じたのかな・・・。
あと、どうして沢尻エリカは兄に初めから同情的だったんだろう・・・と思いました。
犯罪者だってことを知っても抵抗なかったみたいだし。
お兄ちゃん(玉山鉄二)が、ぐしゃぐしゃになって泣くシーンは感動的でした!
共感はしにくかったのですが、「知らないこと」「いつもは考えないこと」を気づいたり、考えたりする機会を持てる映画でした。
あの漫才は太田プロのマシンガンズってゆうお笑いコンビのネタを完全コピーしたものです。
撮影の時にテラタケがやる前に全く同じネタをマシンガンズの2人がやってくれたんですが、同じネタなのにマシンガンズよりテラタケの方が面白かったです。
まぁ面白い漫才師なら今頃売れてますよね。マシンガンズって知らないです。
by のり (2006-10-15 21:41)
のりさん、こんばんは。
そうだったんですね。マシンガンズかぁ・・。
コンビのことも、そのネタを使っていたってことも知りませんでした。
貴重な情報ありがとうございました!
by sora (2006-10-17 00:27)