全身と小指 [自腹の映画たち]
全身と小指@シネアミューズ (2006/08/10) 試写会募集規模:小
試写会募集数 0/20 自分の応募口数 0/4
試写会は、とても小規模の募集だったようです。
映画館のクーラーが効いていてちょっと寒かった。
公式:http://www.cornflakes.jp/zenshin/
8/19公開終了
満足度:★★★☆☆
監督:堀江慶
出演:池内博之、福田明子
妹役の女優さん(福田明子)が良かったです。
すごく濃厚なシーンもあったのに、全体として爽やかな存在感。
女優が初めてだそうなので、凄いなぁと思いました。
難しいテーマです。
タブーをどう捉えるか、っていうのが興味のポイントでした。
禁忌を犯すきっかけは、映画内には、出てこなかったのですが、日常の延長線上で飛び越えちゃったみたいな感じだったのかなぁ。後で事の重大さに気づくというか。
ラーメンのシーン(肉親で唯一妹との関係を知っていた姉と話すシーン)、しょうゆラーメンを「普通であること」、塩ラーメンとか他のラーメンを「特殊であること」とし、「しょうゆラーメンは普通でいいなぁ」って言って主人公が泣くシーンが印象的でした。
近親相姦を扱った映画は閉塞感を感じることも多いように思うのですが、森の緑・太陽の光・海の青・・・。と自然がいっぱいだったせいか、後半部で開放感を感じられたのが興味深かったです。
TBを貼らせて頂きました。
緑と久美の黄色い服が気持ち良かったです。
私は個人的には塩ラーメンの野菜とコーンの沢山入りがいいです。
by rino (2006-09-27 23:32)
rinoさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
そうですね。ところどころで「色」が印象的な映画でした。
服といえば、久美の白地のワンピース、裾がギザギザで不揃いな感じが
不安定で、危なっかしく思え、何だか気になりました。
私は、ラーメンだと、バター入りの味噌ラーメンがお気に入りです♪
by sora (2006-09-29 02:21)