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トランスアメリカ [自腹の映画たち]

トランスアメリカ@シネスイッチ銀座(2006/07/28) 募集規模:小
試写会募集数 0/200 自分の応募口数 0/4 
残念ながら、試写会では当てることができませんでした。
「ジャスミンの花開く」の予告編で、この映画を見知って以来、見たくて見たくて・・・。
2週連続でシネスイッチに通ってしまいました。レディスデーは大盛況。
立見の方もいらっしゃいました。

公式:http://www.transamerica-movie.jp/
公開中

満足度:★★★★★
監督:ダンカン・タッカー
出演:フェリシティ・ハフマン、ケヴィン・ゼガーズ

すばらし~!大満足です。
フェシリティ・ハフマンはほんとに男の人に見えました。
骨っぽい顔つきとか、肩幅が強調されるような動作とか。
凄いなぁ・・・。
そして、いじらしさが出ていてすごくチャーミングに見えました。

ロードムービーということで、道中の景色もキレイ。
夕陽が印象的。

ネタバレかも↓

 


人の結びつきの中で、濃厚な結びつきが、恋人と家族だろうと思うのですが、この二人には何が生まれるんだ~!とハラハラしました。
というのも、トビーにしてみると、初めは、彼女(彼)は、「男」だということを隠していた訳で、そして、「父親」だということも告げていなかった訳で、普通に男女ということなら、タブーと思われる要素は特になく、いくら年齢が親子ほどに離れていたとしても、恋愛感情が生まれてもまぁ、おかしくない訳ですよね・・・。
ずっと一緒にいることで、ブリーの優しさに触れ、かわいらしさとかに気づいたとしたら、そういう感情が湧いてしまってもおかしくないだろうと思います。トビーは小さい頃に両親の愛情をめいっぱい受けられなかったようなので、母的存在、父的存在を求める部分があるんじゃないかと思うし。
「たちしょん」シーンにより、まずブリーが「男」だということが、トビーに判明する。「男」だと判る前からトビーが恋愛感情を持っていたかどうかはわかりませんが、ブリーにとっては、「男」だということは、ウソをつかれた、騙されたという気持ちはあったとしても、恋愛対象から外れるポイントじゃなかったようです。(不幸な幼児体験に端を発し、現在男娼をしている彼はどうやら、男性でも女性でもOKな様子。)そして、差し迫ったところで、ブリーが親子だということを打ち明けるのですが、ブリーは、まさか、息子が自分を恋愛対象と見てるとは、思わなかったようで(というか、もっと衝動的な性的欲求なのかとも思いましたが。)そこが、トビーにとっては悲劇であり、ブリーにとっては、悲劇ではあるけど「恋愛対象として見られた」ということで、自信につながる部分であったりするのかな。
その後、離れてしまい、最終的には、また向かい合う訳ですが、二人の間に生まれた絆というものは、どういったものなのでしょうか・・。いろいろと考えた映画でした。

ケヴィン・セガーズ(トビー)はもっと映画の中で見てみたいです。


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