ハチミツとクローバー アニメ [おうちでDVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: DVD
試写会後、借りてきたDVDを見終わりました~。全部で9巻。
映画もよかったけど、アニメはアニメでいいかも♪
映画とは違う部分も結構あるように思いましたが、どちらも魅力的でした。
↓ちょっとネタバレあり
アニメでは、ぼんやりしている描写が映画ではストレートになっている感じ。
映画は時間が短いし、トントンとストーリーが進んでいく必要があったからなのかな。
はぐちゃんは、アニメの方が苦悩してる感じでした。
「将来どうしていきたい」っていうはぐちゃんの想いがわかる回もあったし。「描けない」ってことで悩む時期もポイントが映画とアニメでは違っていて、映画では森田さんが原因で、アニメでは、芸術家としての苦悩みたいな感じ。それの乗り越え方も、映画では、森田さんのサポートがあったけど、アニメでは、自力で乗り越える強さみたいな部分が見えてました。
森田さんの得体の知れなさ度は、アニメの方が凄いかな。魅力的だけど、かなり壊れてる・・・。映画の方が現実的(どこかにいそう)でした。
映画では、常に一生懸命でギャグはあんまりなかった印象だったけど(一生懸命な竹本くんの視点で描かれてたから)、アニメでは、苦悩してる場面とギャグが入り混じってる感じ。アニメはみんな、何かしら苦悩してたな(森田さんは、胡散臭いためによくわからないけど)。映画では、そうまでは感じなかったのですが。
比べながら見ちゃったけど、楽しめました。
「まちがい探し」にならなかったから、凄いなぁと思う。(ダヴィンチコードは小説を先に読んだのですが、映画と原作の違ってる所が気になっちゃって楽しめなかった感じでした。そういう点ではハチクロはお見事!違ってる所も楽しめました。)
あと、アニメに出てきたおじいちゃん先生たちが魅力的!
一人だけでなく、何人も何人も出てくるところが凄い・・・。
おじいちゃんをあんな風にかわいく描けるのも凄いことだと思います。
おじいちゃん先生が山田さんに言うセリフで
「家で頭を抱えてても、誰かに答えを尋ねても、わからない時にはわからないものだ。でも一心不乱に手を動かし続ければできあがった100枚目の皿の上に答えがのっていることがある」というような部分があって、なるほど・・・としみじみ思いました。「皿の上に答えがのってる」ってステキな表現だな。確かに黙々と何かをやり続けていると、関係ないことなのに、突然、ひらめくことってある・・。
映画&DVDを見ていて自分も何かを作ってみたくなりました。山田さんが豪快な器を作っているのもカッコイイけど、はぐちゃんが絵に溶け込みそうな勢いで筆を動かしているのもカッコイイ。そうやってモノを作り上げるのってやっぱり気持ちいいだろうな~。
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