路上駐車に思う。

俳優柏原崇が暴行で相手側に怪我をさせて書類送検された、とニュースになっている。
暴力はなんと言っても悪い。許されざることであるのは当然であって書類送検されたことについて問題提起したいわけではない。
この事件は、昨年１２月３０日午後２時半ごろ、世田谷区野沢４の区道で乗用車を運転中、道路にはみ出して止めた車を洗っていた男性に「車が通れない」と言ったところ、男性が「他の車は通っている」と言い返したため口論になり、右手で男性の額を１回殴って軽傷を負わせた、と言うものである。
野沢周辺と言うのは、と言うより世田谷区は道幅の細い道路ばかりである。まして、現場は交差点の近くで曲がろうとする車にとっては少しのはみ出し障害物にも嫌な思いをさせられるような場所ある。
そのような路上にはみ出して洗車をし、他の車が通っているからと言って反論することは恥ずかしくないのだろうか。勿論、私は直接事件を目撃したわけではなく、情報として「はみ出して洗車していた」ことを知っているだけでどれだけはみ出していたのかどうか分からない。
柏原君が書類送検されたのであれば、その原因を作った相手方も当然某かの処分があったのだろうと思うが、情報としては何も語られていない。まさか、何のお咎めもなし、ではないのだろうが。
通れるかどうかは、その車種にもよるし運転者の技量にもよる、通れさえすれば良いなどと言うことで平気で路上洗車するのであれば、洗車できるスペースも持たずにいるのであれば、車など持たない方が良い。近くにコイン洗車場はなかったのだろうか。
私は、路上駐車が全て悪であるとは思わない。仕方ない、そして迷惑にならないものまで排除する必要は無いと思っている。しかし、恒常的に駐車するとか幅員が４メーター以下の道路では許すべきではないし、幅員があっても停める側が謙虚な気持ちで何か言われたからと言って口論するようなことがあってはならない、と思う。