Bluesの3枚目。(Blues Saraceno) [音楽]
若干17歳(当時)でデビューした若きハイテクブルースギタリストBlues Saracenoの3rd。これ、国内盤でした。2ndも持ってるはずですが、どっかに埋まってます…。
『HAIR PICK』 Blues Saraceno (1994年作)
ゲストのDweezil Zappaが1曲で参加。セッション風の曲でソロを交換。ギブソンSG使いのDweezilのソロは親父さん譲りの天然流ちゅうか無手勝流の高速プレイ。やっぱ巧いんだな〜と分かります。ライナーノーツによると、Bluesの1stのデビュー時は17歳。92年にジャック・ブルースバンドのギタリストで来日してるそうです。彼の生の演奏を見た人、結構いるかもしれません。ボーカル入りが1曲あって、The Whoの『MY GENERATION』を自分でボーカル取ってカバーしてます。結構格好いい。
全体に3分台の短い曲(長い曲でも4分半)が多いのは同じですけど、3枚の中では、やっぱり経験を積んだからなのか、このアルバムが一番完成度高い気がします。曲に奥行きというか広がりが出て、作曲も上手くなってる感じです。あくまでギタリストとしての「色合い」の問題ですが、メタルじゃなくて、「ロックの人」って感じがいいです。
奏法はトリッキーな技はほとんど使わず、基本フルピッキングで、耳がついていかないような高速運指を聴かせるわけでもないんですけど、途切れのないよく唄うフレーズを流れるように弾きまくりです。エディ・ヴァン・ヘイレンに影響を受けてギターを始めたらしく、タッピングは巧い。あまり複雑なパターンじゃないですけど、タッピング使ってもメロディを聴かせるのが良いです。
インストやハイテクギタリストに耳慣れてない人でも、この人のアルバムなら楽しめるかな。1枚通しで聴けそうです。タイム感が良いので、アップテンポでもミドルテンポでも、楽しい雰囲気の曲に合わせたキレのあるフレーズが心地良いです。聴いてると、勝手に体が動き始める感じ。ハイテク技満載のプレイが好きな人には物足りないかもしれないけど、なかなかに良いギターアルバムです。
うわあ、サラセノちゃん、懐かしいですね。ポイズン時代のアルバム聞きたいんですよね~。この人上手いんだけどなんか存在自体が地味ですよね、、、残念ながら。。。
by sorapapa (2007-09-25 20:25)
sorapapaさん
さすが~押さえてますね~。この人、ルックスもかなり良いし、デビューがすごく若かったから、今でもバリバリ活動できそうです。
ポイズンに入った時はかなり意外だったなぁ。ブルース系のバンド、例えば白蛇とかピッタシな感じするんだけどな~。速く弾くのはあまりやってませんが、本気出したらかなりなことができそうな感じの人ですよね。
by しまうま (2007-09-25 21:31)
こんにちは^^!
しまうまさん、音楽がお好きなんですね~^^
私はあまりジャンルを問わず聴く方なんですが最近インストの曲とか聴く事が多いです^^
言葉でなく音で伝わってくるものってありますよね^^
あれ???年のせいでしょうか???秋だからと言っておきます(笑)
by mahonokokoro (2007-09-26 13:27)
mahoさん nice!ありがとうございます。
かな~りニッチなジャンルだと長いこと思ってたんですけどね。ブログ始めてからちゃんとした音楽ジャンルなんだと確信した次第です。^^;
人から聞かれると、「フュージョンではない、メタル系のギターの人がやってる歌なしのロック」とか「スポーツニュースの『今日のホームラン』とかのバックでかかってるような音楽」とか説明してます…。
歌詞がない分、聴き手は曲のイメージを広げやすいし、楽器の演奏力と表現力の差がもろに出ますから、おもしろいんですよね。まあ、楽器下手でもそれなりに味のあるアルバム出す人もいるし…^^;。
by しまうま (2007-09-26 19:52)
Dweezil Zappa latest collaboration is now available on iTunes:
Just Search "Thierry Deruelle Dweezil Zappa Stardust" on iTunes
これについては、ニュースや電子メールのリンク、誰かのブログで見たことがあるかもしれない。簡単に言うと、(パイロットの訓練中に学んだ)無線用アルファベットでDZTD、つまりDweezil Zappa (ドゥウィージル・ザッパ) と Thierry Deruelle (ティエリー・デルエル) のこと。難しいかな?もう少し詳しく説明しよう。
はっきりは覚えてないが、このプロジェクトには、ここ 2、3 年、毎晩取り組んできた。たぶん30 から 40 曲は書いたと思うが、それを10曲に絞り、最終的には3曲に絞り込んだ。このオリジナル曲のプロデュース、ミキシング、アレンジ、マスタリング、そして演奏を担当するのは、グラミー賞の受賞歴もあるドゥウィージルと彼のバンドメンバーだ。
コラボレーションの第一弾は3つの楽章から構成されている。曲名は『Stardust (スターダスト)』、『Sunshine (サンシャイン)』、そして 『Thanks to Frank (サンクス・トゥ・フランク)』 。しかし、これらはすべて『Thanks to Frank』と呼ぶべきかもしれない。僕が曲を書いたり、ギターを弾くようになったのは彼のインスピレーションのおかげだからだ。これらの曲はすべて、最初は自分とコンピュータ (cubase) で演奏したものだが、それがまったく新しい音楽に生まれ変わっている。新しいバージョンは、オリジナルとは比べものにならない。マスタリング、ミキシングによって、まったく新しい驚くような曲に生まれ変わっている。少なくとも、自分ではパーフェクトな曲だと感じている。
by Thierry (2010-04-22 03:02)
う~む…。ひょっとしてミュージシャンご本人からコメントをいただいたのかな? 翻訳ソフトか何かで書かれたのかな。英語できないんですけど…^^;。こりゃアルバム見つけたら、買うしかないですね。どうやらインストみたいな感じだし…。
Hello Thierry,
Thanks for your comment.I'm glad to write notes by pro guitarist.
Because,I like guitar music. I'm sure of very amazing your play. I would like to buy your CD.
何だか小学生の手紙の返事みたいですが…。ウェブ辞書見ながら書きましたが、何か文法変かな? こんなもんで勘弁して下さい。^^;
by しまうま (2010-04-22 23:00)