ハイテクギタリストのオムニバス(Guitar's Practicing Musicians) [音楽]
『Guitar's Practicing Musicians』(VOL.1) (1989年作)
ギターインストってどんなもの? という場合、これは結構分かりやすい入門アルバムかもしれません。元Mr.BIGのポール・ギルバート、ビリー・シーン、Dioやホワイトスネイクにいたヴィヴィアン・キャンベル、ヴィニー・ムーア…と有名、発展途上(当時)のハイテクギタリストのプレイがてんこ盛りでした。このシリーズ、好評だったのか、確かVol.3まで出たような。
インストのアルバムを出していない(はずの)ポールさんのジェフ・ベックの『エル・ベッコ』のカバーとか(トニー・ハイマスの高速キーボードをギターで楽々とコピー!)、そのまんまボーカル乗せても格好良さそうなヴィヴィアンさんのきれいなメロディラインのオリジナル曲とか、機械のようなウルトラ正確無比ピッキングが聴けるヴィニーさんの曲とか…いろいろとお得感がありました。
そのほか、ブルース・サラセノさんとか、ベーシストだけどギタリストと組んでインストのアルバム出してるランディ・コーベンさんとか、格好良い曲がいくつかありました。
閑話休題……イングリッシュパワー(英語力)に欠ける私としては、表題の『Guitar's Practicing Musicians』って、【練習する】のpracticeが入ってるから、「キッズがギターを練習するためのお手本になるようなミュージシャン」てな意味かと思っていたんですけど、それじゃあ目的語? の位置が変ですよね。
ブログに書くにあたって、恥ずかしいからネットの辞書引いてみたんですが、この場合の【Practicing】って「開業」とかの意味? ……(-_-?)。う~~ん……つまり、「ギターで開業(ひとり立ち?)したミュージシャン」てな感じなのかな?? 恥ずかしいこと書いてますよね…。
追記…押入れの中を探していたら、VOL.3が出てきました。2も出てきたらアップすることにします。
『Guitar's Practicing Musicians VOL.3』 (1994年作)
ジャック・ブルースバンドの日本でのライブ『POLITICIAN』が入ってます。ドラムはサイモン・フィリップス。ギターはそのうち取り上げようと思ってる人ですが、ブルース・サラセノ。ジャック・ブルースはこの頃はまだまだ声も元気です。サラセノさんは別に自分のソロアルバム用の曲のデモ演奏を提供。
あと、ショーン・レーンの『見張り塔からずっと』が入ってます。ライナーノートによれば、ジミヘンのカバー。ドリーム・シアターのジャム曲とかジョージ・リンチの未発表曲など。元テスタメントのアレックス・スコルニックがマイルス・デイビスの『SO WHAT』のカバー。全体にバラエティがあって、良曲が並んでるように思います。
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