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何のために働くのか [人材開発(大人)]

このカテゴリの記事って超久しぶりな気がするなぁ… 
と思いつつizaの記事に反応してみた。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/gaishin/18878/
からの引用で…

>ドイツ人は「旅行の世界チャンピオン」を自任するだけに、休暇への執着はすさまじい。
>「働くために休む日本人」に対し、「休むために働くドイツ人」とはよくいったものだ

日本人は、どうも「働くために生きている」人が多いような気がする。
「生きるために働く」のではないのか?

話はちょっと脱線するが…
「好きこそ物の上手なれ」
ということわざがあるが、仕事の場合一概にそうとは言えない気がする。

好きなことを仕事にしている人は、皆上手(=成果を上げている)か、というとそうでもないでしょう。
むしろ「下手の横好き」の方が多かったりしないか?

自分の仕事を好きになることはとっても大事なことで、モチベーションの源泉になることは否めないが、成果につながっているかは、別の話のようである。

好きなことを仕事にしている人の中には、その仕事をしていることが楽しく、好きなことができることに満足していて、成果が出ようが出まいがあまり関係ないって人も結構たくさんいるようだ。
これは経営側や管理者から見ると結構つらい話で、残業も厭わず一生懸命取組んで、イキイキしているのに、成果が上がらない(業績が悪い)。残業も多いのでコストも嵩む。それじゃ困るといっても馬耳東風って悪循環。

その反面、生きる為に働いている人の中には、そんなに好きな事でもないが、仕事でも充実したいし、プライベートな時間もきっちり持ちたい。
だから早く帰るために時間内できちんと成果を出して、誰にも文句言われない状況を作ってしまおう! なんて人もいる。

両極端な例だが、全ての人が自分の好きなことを仕事にできる訳ではないので、どちらかと言うと後者みたいな人に増えてほしいと思っている。
でも働くために生きる人の方が多い社会では、後者タイプの人はあまり居心地がよくないんじゃないかなぁ…

成果主義を謳うなら、頑張っているというのは成果を出しているということで、長時間働いていることや努力(?)していることではないと思うのだが…
どうも精神的なプロセスに重きが置かれているような気がしてならない…




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波乗り野郎

胸の奥に支えていた物が取れるような記事を久々に読んだ気がします。
「好きこそ物の・・」と「下手の横好き」を区別できる人がいる反面、社会全体としては「下手の横好き」を「熱心で勤勉」と評価しがちな傾向を感じます。
もちろん専門外の分野で専門家より好成績を収める人の方がクールですね。一概には言えませんが、仕事以外に本当に好きな事がある人の方が効率の良い仕事をしているように思います。
「働くために生きている(休む)人」・・・ 私には到底理解できない概念です。
by 波乗り野郎 (2006-09-14 19:30) 

師範代

最初の一言は、ちょっと褒めすぎだろ…

仕事は
『速くやって!早く終わって!早く帰る!』
オフは
『空手で心技体を磨いて、波乗りで心を洗う!』
だぁね…
by 師範代 (2006-09-14 21:34) 

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