070525 「赤垣屋」 京都 [居酒屋]
京都や。
大学が京都やった。3年ほど下宿もしてた。なつかしいわ。
京都へきたらお決まりや。川端二条にある「赤垣屋」に行かなアカン。
二十数年前や、初めて来たのは。会社の先輩に教えてもろたんや。
それから、しょっちゅう行ってる、ちゅうわけやない。遠いモンで...
ここ何年かは少なくても年1回は寄らせてもろてる。
最初の頃何回か行ってから、しばらくあいてたもんな。
でも、合計で10回は行ってるで...15回は行ってないかな...
居酒屋、や。それも、すんばらしい居酒屋や。まず接客がええ。
注文すると、聞いたお兄さんがまず「しめ鯖入りました」と奥に伝えて、
調理場でも「ありがとうございます、しめ鯖入りました」て復唱すんねん。これがたまらん。
ほどよい威勢の良さ。メリハリがあるきっちりとした応対。気分も良うなるで。
そやから居心地がええねん、最高級やと思う。
5時の開店からカウンターはすぐにうまる。
一人や年配のカップルやら。常連さんが多い。
今回は早めに予約してたけど奥の小上がりや。
やっぱりカウンターに座るんがええな。
店の造りは京都の町家。間口せまいけど奥行きがある。
カウンターと小上がりが4卓。これだけか思たら、
水場・中庭があって奥に座敷があるねん。
照明は裸電球、内装に割り竹を配した壁、やら、色合いも雰囲気も落ち着きがあって渋いで。
もちろん料理も旨い。昔から手書きの経木お品書きや。
お通しも3人やったから小鉢3種がでた。
てっぱい(ぬた)、小芋、いわし生姜煮。
はずれ、なっし!やん。
有名なしめ鯖。大阪では「鯖のきずし」が言い方として普通かな?
京都では「しめ鯖」やね。ひたひたに酢(ダシ入り?)に浸かってる。
しめ鯖好きにはたまらん味や。
お造り。盛りはおまかせや。
よこわがつお、脂のって旨いわ。盛りの真ん中に背の部分、トロトロやで。
かんぱちや鯛も上品でええな。
お酒は伏見の「名誉冠」や。10月頃から樽酒になるそうや。
樽香がたまらん。冬場の熱燗はむっちゃ旨い。
今は瓶や。常温でもろた。瓶でもおいしいわ。
万願寺とうがらし。ごっつい、大きいねん。
前にむっちゃ辛いのに当たったことがある。今回は大丈夫、旨かったわ。
おでんはいっつもええカンジで煮えてる。
大根、ごっついわ、おいしい。ロールキャベツもええ。
鶏皮焼き、これがバツグンや。いっつも頼むねん。
串に巻き上げて表面こんがり、中はじゅわっとジューシイやで。
ずり、焼鳥はふつうや...あ、玉ねぎ甘くてええ味やった。
鴨ロース、脂ええかんじにのってる。めちゃうま!
接客に若い女の子がおる。珍しい、初めてやと思う。
男ばっかのイメージあったけど。
聞いたらやっぱ、最近や。あいそのええ娘や。合格やで。
この店によう合うてる。
しっかり食べて、たっぷり飲んで気分ようなったわ。
次はバー行こか~。
赤垣屋
京都市左京区孫橋町9
(川端二条下ル)
075-751-1416
17:00~23:00
休:日曜、日曜に続く祝日
※写真:カメラはRICOH GX100 1:1モードで撮 Photoshopで補正、リサイズ
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◎ 大根の本体よりも間引き菜の浅漬け用に種を蒔いてた
by 今日の一句 (2007-05-25 23:20)
返歌です。
梅雨間近 蒸し暑さ増す 京の夜 それでも食す おでんの大根?
by bluesboy (2007-05-26 05:50)
bluesboyさん、カウンターに座れず残念でしたね。
これからの季節、おいしい鱧を食べにいけたらなぁと
思いました。
ブログランキングに参加されたのですね、頑張って下さい!
by やすべえ (2007-05-27 12:09)
やすべえさん、ありがとうございます。
ランキング、はしゃれですから...
また、福島、おじゃましますんで。
よろしく、です。
by bluesboy (2007-05-27 14:22)