ヂャンティ織をする。

「オモチャ買って来ちゃった」
母が、ヂャンティ織器という名のレトロ感たっぷりの箱に入った謎の手芸機器を持ち帰って来ました。

数日後、母と子の手芸教室のような様相を呈しておりました。
ふと開いたヂャンティの指南本に載っていたサンプルの一品が気に入ってしまったのです。
母からジャイアンのようにオモチャを取り上げて、朝から黙々と毛糸を掛けております。
「コレ、作る」と宣言してしまったためです。
実は、えりさんの影響が少々あるのですよ。
色々な手作り物をひとつずつモノにして行く様子がちょっぴり羨ましかったのでした。

何より、このヂャンティとやら。
「目が潰れるー」というレベルの超極細レース編みから、突如自宅の和室に鎮座した糸車で自ら羊の毛を紡ぎだすという天下の手芸オタクである母親に似ず、不器用でめんどくさがりの私にも簡単にできそうだったので。
こうやってこの機械に糸を張って織って行くだけ。
編み物というよりは原始的な織物ですね。
小学生の自由研究などにも最適だと思われます。

このように糸を渡して・・・。

こんなピースをひたすら20枚作ります。

つなぎ合わせると・・・まあ、帽子になった！

カギ針も生まれて初めて持ったので、つなぎ目はかなり怪しいです。
どう？でも初めてにしては可愛くできたでしょ？
ウールなので、これからの季節に活躍するモノじゃないのがちょっぴり残念。

こうやって見ると、ちょっと亀の甲羅模様にも見えるな・・・。

コメント 3

へぇーーーー！なんかかわいいじゃん！
しかし、聞きなれない言葉だね・・・・もともとどこの国のもの？
by のふ (2006-05-17 15:09) 

わ！！すごくかわいいです！
私すごく好きな感じです。
ウールの毛糸じゃなくてはできないものなのでしょうか？
もし毛糸を変えられるのなら夏っぽいものもできるかもしれませんね♪
ヂャンティって…初めて聞きました！
by (2006-05-17 21:34) 

＞のふちゃん

そうなの、ヘンな名前なのがまたオツ。
「ジ」ではなく、「ヂ」だからね。
きっと、うんと昔に最初に日本に紹介した人が使った表記のままで残っているのだろう。
何処のモノなのか一向に情報がないのだな。
「GENTIE」ってつづりらしいんだけどね。
何語？

＞えりさん

本には、モヘアみたいな毛糸で一枚フワリと織っているのや、ファンシーヤーンっていうのや、ビニールみたいな変わった素材の物もありましたよ。
私ももうちょっと遊んでみます♪
by meg (2006-05-17 22:28)