チアーズ! [映画関連]
DVDで観た「チアーズ!」。
チアリーディングというのは、なんであれ元気が良く華やかで楽しいものである。だから、ストーリィが予定調和だろうと、脚本がスカスカであろうと、観ているときの印象は決して悪くはない。主人公は人物にまったく深みがないが、真面目で善良なので好感が持てるし。
が、ダイナミックなチアリーディングをきちんと見せてくれるのが大会の決勝の場面だけ、というのはいくらなんでもさびしすぎやしないか。この手の何か一つのジャンルをモチーフにした青春物と言うのは、「チアっておもしろい!すごい!」と思わせてくれるような場面を沢山盛り込んでくれるのがお約束なのではないだろうか。「エースをねらえ!」を観ればテニスってすごいスポーツだなぁと思うし、「飛べないアヒル」を観ればホッケーっておもしろい!と思う。せっかくハリウッドではその手の手軽な青春ものが量産されていてノウハウが確立しているのだから、もう少しそうしたサービス精神を持ってもらいたいものだ。
それでも女の子達がかわいいから結構楽しめてしまう映画。
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