Noëls [音楽鑑賞]
今日のCDは昨日ご紹介したものとジャケットの雰囲気が似ています。(笑)
あれ・・・AmazonではNAXOS MUSIC LIBRARYのジャケットと違う!! でも内容は同じようだし、これですよね。 NAXOS MUSIC LIBRARYに出ていたジャケットはこれ! ね、昨日のCDのジャケットと似ているでしょう!? こちらで全曲試聴できます。(ジャケットはNMLと同じ降誕の場面の絵です。) LES BOREADES DE MONTREALの演奏です。 このCDは昨日もちょっと触れたDandrieu(ダンドリュー)、Corrette(コレット)、あの「かっこう」で有名なDaquin(ダカン)を中心にフランスロココの優雅なクリスマス曲が収められています。(一曲だけBalbastreの曲があります。) コレットは以前「キラキラ星」のメロディーの記事でfallschirmjagerさんに教えていただいて初めて知った作曲家です。 3曲目の"Or,nous dites Marie"は哀愁を帯びた美しいメロディーですが、これは讃美歌集などにはないけれど、以前大学の聖歌隊で歌ったことがあります。(後ほど追記しますね。) 7曲目の"Joseph est bien marie"(コレット)はM.A.シャルパンティエの「真夜中のミサ」にも入っていますね。 そして10曲目の"Une jeune pucelle"(コレット)は昨日のCDではダンドリューの編曲によるものでしたね。 1曲目の"Nous sommes en voie"(ダンドリュー)、最後の"Noel poitevin"(ダンドリュー)は中近東を思わせるオーボエ族の楽器が使われていますが何の楽器でしょうか?(オーボエ・ダモーレ?) 知っている曲も知らない曲もフランスの古いキャロルに基づく曲ばかりのようですね。 優雅な気分になれる曲が多いですが、LES BOREADES DE MONTREALらしい楽しい演奏です。 上で書いたように同じATMAから出ているBaroque Christmas(昨日のCD)と同じようなジャケットで今までNAXOS MUSIC LIBRARYで見かけても同じもののように勘違いしていたのですが、じっくり聴くのは初めてです。 ちなみにダンドリューは1・12曲目、コレットは2・4・6・7・10・11曲目、ダカンは3・5・9曲目、Balbastreは8曲目です。
追記です。 上で書いたように3曲目の"Or nous dites,Marie"は歌ったことがあります。 ・・・で当時のキャロル集を出しましたら、フランス語の題名が違うのですね。(メロディーは同じ。) "Cerebrons la Naissance(よろこびいわえ)"という題になっていて木岡英三郎さんの訳詞です。 美しい曲ですね~。 更に・・・ うっかりしていましたが8曲目の"Il est unpetit l'ange"は讃美歌第二編の112番「きたりたまえ、われらの主よ」ではありませんか!(讃美歌にはスイス民謡・・・とあったけれど。何かよくわからない曲は”民謡”にされてしまうのですよね。)
最近クラシックご無沙汰です。
また聞き直そうかな。
by U3 (2007-10-29 13:00)
U3さん、nice&コメントありがとうございます!
ポップスも楽しいですよね。
私がクラシックを聴くのは皆さんがポップスを聴くのと同じ感覚です。
最近では垣根も感じなくなりましたが、演奏にもよるのでしょうね。
by Cecilia (2007-10-29 14:03)
>中近東を思わせるオーボエ族の楽器
私にはバグパイプのように聞こえたのですが、試聴のHPをよく見ると、cornemuseという楽器があります。調べてみると、これはルネッサンス期のバグパイプのようですね。
by nyankome (2007-10-29 20:10)
nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
私も見てみました。
確かにバグパイプのようにも聞こえますね。
どんな楽器なのでしょう?
見てみたいです。
by Cecilia (2007-10-30 08:33)