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エディット・ピアフへのオマージュ(プーランク) [音楽鑑賞]

昨日の記事に関連して・・・
NAXOS MUSIC LIBRARYでエディット・ピアフの歌が聴けました!
Tu Es Partout

Tu Es Partout

  • アーティスト: Edith Piaf
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2002/08/20
  • メディア: CD

 

こちらで全曲試聴できます。

このCD、ピアフがデビューした1935年から恋人マルセルに出会う1947年までのかなり若い頃の演奏が入っていて貴重だと思います。

全く昔臭くなく、映画で感じたようなパンチの効いた歌でした。

 

プーランクのImprovisation No.15は以前も記事の中で書いたように「エディット・ピアフへのオマージュ(エディット・ピアフを讃えて)」という副題がついています。(↑の過去記事でご紹介したCDにジョルジュ・ムスタキの曲もありましたが、ムスタキが運転する車にピアフが乗っていた時に事故があって大怪我をしているのですね!しかもピアフは何度も交通事故に遭っている!)

ムスタキ・・・ピアフの恋人だったのですね~!

下の2枚もNAXOS MUSIC LIBRARYで聴けるものです。

Poulenc: Piano Music, Vol. 3

Poulenc: Piano Music, Vol. 3

  • アーティスト: Francis Poulenc, Olivier Cazal
  • 出版社/メーカー: Naxos
  • 発売日: 2000/03/14
  • メディア: CD

全曲試聴できます。(この曲は27曲目)

Complete Works for Solo Piano

Complete Works for Solo Piano

  • アーティスト: Poulenc, Parkin
  • 出版社/メーカー: Chandos
  • 発売日: 2002/10/22
  • メディア: CD

こちらも全曲試聴できます。(この曲はDisc2の25曲目)

 

私はこれはピアフが亡くなった後に作曲されたと思い込んでいましたが、プーランクのほうがピアフよりも先に亡くなっているのでどうも違うようですね。

検索するとピアフを偲んで作曲されました・・・みたいな記事も多いのですが・・・。

亡くなった後だと思えば感傷的に演奏してしましそうですし、そうでなければどう思って演奏したらよいのでしょう?

以前の記事でNo.13は長女がコンクールで弾いた・・・と書きましたが、楽譜は先生が買ってくださってコピーしかないためNo.15を楽譜で確認できません。(そんなに昔の曲じゃないからネット上で楽譜を見ることもできないでしょうね。)

でもシャンソンを思わせる素敵な曲ですよね!(No.13も)

ピアフの波乱に満ちた孤独な人生も感じ取ることができます。

ちなみにNo.12は「シューベルトへのオマージュ(シューベルトを讃えて)」なのだそうです。

これから聴いてみようっと!

 

それにしてもピアフの生涯の友人であったジャン・コクトーはピアフの後を追うように同じ日に亡くなっているのですね!


そうそう・・・一番上のピアフの歌のCDを聴いて改めて思ったのですが、一曲目の"La vie en Rose(ばら色の人生)"の歌い方が安奈淳に似ているんです。(正確には安奈淳がピアフに似ているのですね。)

これは1946年の録音です。

思えば私は「ラ・マルセイエーズ」(「エディット・ピアフ」の映画の中で子供のピアフが歌います。)を知ったのも宝塚でしたし、知っているシャンソンの多くは宝塚スターのレコードなどで知りましたね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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トスカ

プーランクはあまり聴いたことがなかったのですが、音にしたものを聴いてみると、気まぐれっぽい転調が多いところなど、フランス的というか晩年のフォーレの作品のような感じ。でも、実際はサティを生涯の師と仰いでいたようです。
by トスカ (2007-10-01 21:07) 

Papalin

プーランク、宗教曲が好きです。
フランス語、適当に歌ってますが・・・。(^_^;)
http://papalin.yas.mu/W301/

魚屋のおっさんみたいな顔をしてるのに、
すんげ~音楽作るんだもんなぁ。【感動】
by Papalin (2007-10-02 08:49) 

Cecilia

トスカさん、nice&コメントありがとうございます!
皆さんフォーレの晩年の作品を評価していらっしゃいますが、私は比較的若い頃の歌曲が好きだったりします。
プーランクの「象のババール」もいいですよ~。
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2006-11-23
by Cecilia (2007-10-02 10:53) 

Cecilia

Papalinさん、nice&コメントありがとうございます!
aostaさんがいいとおっしゃっていた曲なので聴きたいと思っていました。
http://blog.so-net.ne.jp/santa-cecilia/2007-08-24
今Papalinさんの歌を聴きながらコメント書いています。
美しい曲ですね~!!(又コメントしに伺いますね。)
↑の記事で載せましたが、歌曲もいいですよ~!

魚屋のおっさんって!!(笑)

そういえばPapalinさんの「テレプシコーレ」にも早くコメントしたいと思っています。
by Cecilia (2007-10-02 11:07) 

nyankome

ピアフの歌には雰囲気がありますね。
プーランクのピアノ曲、初めて聴きました。ファリャの「恋は魔術師」のテーマによるものもあるのですね。プーランクの手にかかると洒落たフレンチに変身!
by nyankome (2007-10-02 15:18) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
雰囲気、ありますよね。
でもそれ以上のものを感じました。
歌の背景には不幸な生い立ちや孤独感があって、私も心を打たれています。
プーランク、最近とても好きになりました。
by Cecilia (2007-10-02 15:44) 

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