「ピアノレッスン」 [映画]
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2005/07/23
- メディア: DVD
19世紀のニュージーランドが舞台。
エイダは言葉を失った女性。
そんな彼女にとって、ピアノが「言葉」。
夫は彼女にとっての「ピアノ」を理解しようとしない。
それを理解してくれたのは、文盲の男ベインズだった！！
全体を通して静かな情熱に満ちたピアノ曲が、言葉を発することの出来ない彼女の心を表している。（役者さん自身の演奏らしい。）
この映画のために作られたオリジナル曲ばかりだが、19世紀のスコットランドの音楽を感じさせてくれる。
19世紀のくすんだ色調の英国風ファッションが美しい。
ドレスの中のhoop(フープ）が重要な小道具になっていて、ある時はテントの骨組み（冒頭部分で浜辺で夜を過ごす場面がある。）になり、ベインズと肉体関係を持つ場面では服を脱ぐ行為を容易にさせないという点で、大変な存在感と意味を持たされている。
彼女の最も大切な嫁入り道具であるピアノは、夫の無理解のため浜辺に放置される。
結婚式の間もそれを気にかけるエイダ。
ベインズが自分の土地と引き換えにそれを買い取り、「レッスン」がはじまる。
無学な男と思っていたベインズは、驚くべきことに潮風にさらされていたピアノの調律を済ませていた！（調律師がエイダのピアノの価値を理解できる人だった・・・というのも重要。）
映画の中のピアノのメロディーはエイダの心であり、潮騒の音である。
エイダがピアノを撫でる行為、海面を撫でる行為にはベインズとの関係を感じさせられる。
- アーティスト: マイケル・ナイマン, ミュヘン管弦楽団
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 1999/01/27
- メディア: CD
- 作者:
- 出版社/メーカー: シンコーミュージック
- 発売日: 1996/08
- メディア: 楽譜
こんばんは！
やっとこれましたー（苦笑）昼間軽いかなーと思っていて油断していたらまた！
「楽しみを希う心」が弾きたいです！要練習！（笑）
また観たくなりましたので、明日借りてこようと思います！
娘役の子も可愛かったですよねー。ダンスするシーンが好きです（＾＾）
うう～ん。観たらまたハマりそうです＾＾；
by wild-cat (2006-01-12 01:00)
山猫さん、nice&コメントありがとうございます！
私も楽譜が欲しくなりました。
今はビデオを返し、CDを借りて聴いています。
そうそう、娘役の子、可愛いし、歌ったり踊ったり、上手ですよね。
「レッスン」の場面がなんとも言えませんね。
一緒にはまりましょう・・・！！
by Cecilia (2006-01-12 09:53)
またまた、こんばんは！
今日借りに行ったのですが、アノ巨大レンタルショップＴＳ●Ｔ▲ＹＡに無い！
明日は別の場所に借りに行きます！燃えてきましたよ～♪
楽譜、持ってますよ？もし宜しければ・・・もにょもにょもにょ（笑）
by wild-cat (2006-01-13 19:58)
山猫さん、コメントありがとうございます！
そちらにも今うかがいました。
その燃え方は、まるで夏に「Swing girls」を捜し求めていた時の私のようです！！
楽譜、買いたいな～と思っています。（もにょもにょ・・・とは？？）
音楽を聴いただけで、心が熱くなってくる～～♪
by Cecilia (2006-01-13 22:04)
この映画のホリー･ハンターは圧巻でしたね。
強い意志を表す目と、きっちりと結んだ口元、ピアノの鍵盤を撫でるときの指使い・・・そうした細やかな演技から、主人公の女性の心情がひしひしと伝わってきました。
反面、夫となった男性の、自分の愛や想いが彼女に伝わらないもどかしい気持ちも わかって、せつない映画でしたわ。
ラスト、彼女は やっとピアノと一体になれたのですね・・・。
by びっけ (2009-12-19 23:35)
びっけさん、nice&コメントありがとうございます！
ホリー・ハンターがヒロイン役の女優さんの名前ですね？
全体的にナイマンの音楽以外は静かな雰囲気の映画ですよね。
そう、夫になった人も善良な人なので気の毒な感じがしました。
また観たくなってきました！
by Cecilia (2009-12-20 00:48)