アメリカ人とイギリス人(1) [さらば比較文化論]
昨日、とあるクラブでアメリカ人と知りあった。そもそも一緒に遊びにいった友達がバーで話していたのだが、気がついたら俺の受け持ちになっていた。名前はレイモンド。オハイオ州シンシナチ出身で一年前にカリフォルニア州のオレンジ郡に引っ越したという。明け方の3時半、ソファに深くもたれかかりごろごろしながら、こいつとの無駄話に花が咲いた。
こいつは本の少しだが日本語を話す。この前は日本に行って、大阪と長崎を訪れたという。
レイ 「きみはどこからきたの?」
俺 「広島だよ。ちょっとの間シーンとしててもいいよ。」
レイ 「え、まじで。そうなんだよな。いやはや。」
最近分かったことだが(笑)、多くのアメリカ人は(少なくとも海外にでているアメリカ人は)、意外と広島の原爆投下に罪悪感を感じているらしい。そういう感覚を持ち合わせているアメリカ人は、イギリスやフランスで会った限り、俺が思っていた以上に多い。
レイモンド曰く
「アメリカ人の86%はパスポートを持ってないんだよ。信じれる? ひどくない?(Isn't it terrible?)」
と言うわけで、レイモンドのような海外にでているアメリカ人の対日感情をもってしてそれを一般化するのは、おおよそ見当違いかも知れない。
曰く
「アメリカの英語には訛りがないと思うんだけどなぁ。(We don't have any accents in English)」
俺は「Of cource, you don't.(もちろんないよ)」
と答えた(笑)。そして言った。
「フライドポテトの呼び方を『フレンチ・フライズfrench fries』から『フリーダム・フライズfreedom fries』に変えたように、アメリカ英語の呼び方も『イングリッシュ』から『アメリカン』に変えたらどうか」
こいつとの会話は初対面なのにおもしろかった。言いたい放題を思いつくままに言う。英語を使った与太話というのは、けっこう苦手だと思っていたのだが、けっこういけるではないか(笑。
今回の旅のパトロンは彼の母親。キングスクロスのホテルで寝ているという。カムデンで買ったマジックマッシュルームのパッケージを俺に見せては「こんなものを売ってるなんて信じられない」と言う。彼はけっこう「とんでいた」のかも知れない。アメリカ人とイギリス人(2)につづく
こんばんは!
86%がパスポートもってないんですか!?
って驚いて、そいや日本人は?ってネット検索したらたった26%でした。
まあ団塊の世代以上はたしかに持ってない人多いとは思いますが、
ちょっと以外でした。
パトロンが母親っていいですねw。
英語で与太話ができるとは、本当に羨ましいです。
by プラン7 (2005-06-27 00:58)
プラン7さん、こんにちは! 日本人のパスポート非取得率ははたった26%なんですか!! 日本人の74%がパスポート持っている! うーん、こっちの方が意外だった(笑。 レイモンド君のこの話にはつづきがあるのでお楽しみに。
by 三平太 (2005-06-27 01:11)
すいません。明らかに書き方が悪かったです。
取得率が26%です。アメリカの2倍ってことかな。
すいません・・・。
by プラン7 (2005-06-27 23:10)
なるほど! そうでしたか。パスポートに関しては、日本の国際化はアメリカの2倍ほど進んでいるということですね(笑。
by 三平太 (2005-06-28 00:18)