24 とCTUの内線着メロ [エイガ]
24 -TWENTY FOUR- シーズン1 DVDコレクターズ・ボックス
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2004/08/20
- メディア: DVD
24 -TWENTY FOUR- シーズン2 DVDコレクターズ・ボックス (通常版)
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2004/05/28
- メディア: DVD
24 -TWENTY FOUR- シーズン3 DVDコレクターズ・ボックス
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2004/12/22
- メディア: DVD
アメリカのTVドラマで、リアルタイムに進行するというドラマです。
リアルタイムに進行する”映画”って、たしか「ニック・オブ・タイム」ってそうだったと思います(未見)。
この24はそれを24時間でやるわけです。
主演はキーファー・サザーランド。
・・・といって思い出すのは、プリティーウーマンが大ブレークしたジュリア・ロバーツにフラれちゃったかわいそうな人です(ファンの人済みません)。
キーファー・サザーランドといえば私にとっては「スタンド・バイ・ミー」の主人公の友人(リバー・フェニックス)のワルい兄役が印象的です。タチ悪さが出てていい感じでした。
最近はこの「24」以外では、超売れっ子のコリン・ファレル主演の「フォーンブース」にも。
件のジュリア・ロバーツと競演した「フラット・ライナーズ」ではほぼ主役といっていい存在感はあるものの、基本的には父親のドナルド同様、スーパーサブという立ち位置の人だと思います。
そんな認識の下にこの24を見始めたのですが・・・・
今はシーズンIIIが終わって、シーズンIVが・・・って頃です。
結論から言うと、
シーズンIが一番チープだけど脚本は一番練ってあると思います。予備知識ないので楽しめるでしょう。
シーズンIIは前作の成功で予算が着いたものの、ちとムリあるところが目に付きます(シーズンIでもかなりムリは感じますがそれ以上に)。
シーズンIIIはセンセーショナリズムだけで持たせたような・・・。
ってことで、全体的にもあまり”買ってる”ほうではありません。
とはいうものの、1シーズンで12本のDVDレンタルをするわけで、ウチでもある期間はこれの話題になります。元をとるってわけではありませんが、贔屓目に見るとほとんど無名の役者を使ってる”脇”に多少はめっけモノもあるかなと。
とはいえ、このドラマはある緊張が持続するという事情もあって役者の演技は基本的に幅狭いです。つまり、ずーっと怒ってるとかずーっとパニくってるんです。なので良い役者かどうかを見分けるのは非常に難しいです。幅ではなく「怒りきっているか」とか「パニくりきっているか」とかいう基準に基づくならば・・・・、
ニーナ・マイヤーズ役のサラ・クラーク とミッシェル・デスラー役のレイコ・エイルスワース やっぱりシェリー・パーマー役のペニー・ジョンソン・ジェラルドかな??
ニーナ・マイヤーズという役はシーズンIのはじめから疑惑の人となり・・・ですが、取り澄ました感じがどちらとも取れる(この辺は妙な演技はしない方がましかもしれません)。その辺がラストに活きるという寸法になっています。モデルっぽい人なので何もしないでも微妙な場面を演出できるというところではいいキャスティングですね。でも、シーズンII以降はネタがばれてしまっているので逆に面白くなくなっちゃいます。
ミッシェル・デスラー役はシーズンII以降のキャラクターです。演じるレイコ・エイルスワースは名前からも日系の女優さんのようです。どうもオーディションで落ちちゃったのを別役で復活させたということのようですが、この人はシーズンIIIではずーーーーっと絶望的な状況でパニっくってます。下手なキレ方をせず、理性を保たせている甲斐甲斐しさにファンになった人も多いことでしょう。私もこの人の体当たり演技はなかなかのものだと思いました。
暗殺すると予告される大統領候補の妻であるシェリー・パーマーの役は劇中もっとも「おいしい」でしょうね。良妻から一転悪妻にとか権謀術数にと変化に富んだ設定です。で、このキャスティングは当たりでしょう。良妻なんだか悪妻なんだかの行き来がシーズンIIIまで続きます。そのたびに大きく演技を変えてはいませんが、ちゃんと演じ分けている感じはなかなかです。
と、この人たちに比べて、主役陣と悪役さんたちはちといかんぞ!
設定に頼りすぎだと思いました(参謀役のようで踏んだり蹴ったりのトニー・アルメイダ役のカルロス・バーナードには若干同情しますが)。
硬い表情が多くなるのはわかりますが、もうちと工夫できるはず。
キム・バウアー役のエリシャ・カスバートは・・・シーズン毎に違う設定が用意されているのだからもう少し幅が欲しかったですね。
デニス・ホッパー出てたけど、悪役ももう少し怖くないとなぁ。アラン・ヨーク役のリチャード・バージはおいしい設定ですが、もう途中からバレバレです。
ということで、脚本の難しさは理解できるしよくやるなぁと感心はしますが、作品全体としてみちゃうと演技が弱いかなぁ・・・という印象ですね。
ところで、ケータイの着信音をフジテレビのサイトからダウンロードできます(vodafoneは有料でした。)。たぶん、どのキャリアでもいけると思います。おすすめはCTU内線の音。 これ。
これ、会社の会議でこの音をメール着信にしている人がいて、鳴った瞬間私を含め数人が反応していました。それが結構笑えました。
あの、着信音かっこよくて欲しかったんですよ。
さっそくダウンロードします。
どうもです。
by 大楽勝 (2005-06-07 21:31)
大楽勝さん、はじめまして。HNいい感じです。
ワタシもケータイには導入済み。でもいつもマナーモードなので聞けずじまいです。
by サダー (2005-06-08 01:07)