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ボルヘスの幻獣の正体は? [ 人の部屋/しりとり]

伝奇集
ボルヘス
ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges/1899.8.24〜1986.6.14)
アルゼンチン ブエノスアイレス生まれの小説家、詩人。

なんといっても「幻獣辞典」だろう...というか、実はそれ以外彼のことを良く知らない。ドラゴン、ユニコーンからヤマタノオロチにチシャネコまで...この世の幻の獣を集大成している。コレクションの仕方や解説に冷徹な知性とユーモアを感じ、際物本とは一線を画しているように思う。
軍圧下のアルゼンチンに生きたことがこのような作品を生み出したのだろうか...。10歳の時に『幸福な王子』をスペイン語に訳して新聞に発表するなど早熟な天才でありながら、女性に関しては奥手であったりと、エピソードにも事欠かないようだ。


幻獣辞典


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コメント 2

この本、図書館でよく見るんです。
おもしろいなーと思って。ファンタジーの生き物が好きなので。
この著者の方、知らなかったです!
伝奇集、というのも、興味がそそられました( ̄▽ ̄)
by (2006-06-20 11:24) 

room7

majimajiさん、ありがとうございます。
幻獣辞典は、気分を変えたい時なんかに適当に開いて眺めてることが多かったです。そういえば最近見てないな...どこかに埋もれているのだろうな...。
amazonで「伝奇集」の目次を見てみると確かに心引かれますね。八岐の園、 トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス、 アル・ムターシムを求めて、 『ドン・キホーテ』の著者、ピエール・メナール、 円環の廃墟、 バビロニアのくじ、 ハーバート・クエインの作品の検討、 バベルの図書館、 八岐の園、 工匠集、 記憶の人、フネス、 刀の形、 裏切り者と英雄のテーマ、 死とコンパス、 隠れた奇跡、 ユダについての三つの解釈、 結末、 フェニックス宗、 南部...。昔「バベルの図書館」というタイトルの銅版画を見たような気がするが何か関係があるのかな〜。ボルヘスはアルゼンチンの国立国会図書館の館長でもあったそうです。
by room7 (2006-06-20 22:35) 

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