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「次世代ヘリコプター 「X2」」 [出来事]


「次世代ヘリコプター 「X2」」
~ technobahn
「シコルスキーの次世代ヘリコプター「X2」」
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200704101506


ヘリコプターの場合、回転ローターによるトルクを解消させるために機体の後部にある
テールローターを使ってトルクを解消させる必要がある他、前身させるために前傾姿勢をとり、
メインローターの推力を後方に向けてやる必要がある。
しかし、スピードを増すために前傾姿勢を強く取り過ぎると今度は、
浮力が失われてしまうという大きな欠点を持っている。

シコルスキーが研究開発中のこの次世代ヘリコプター「X2」はこれらの既存のヘリコプターの欠点を
2重反転式ローターで解消しようとするものとなる。 ~ 以下略 ~

~ 【テクノバーン 2007/4/10 15:06】

ヘリコプター 『ウィキペディア(Wikipedia)』

沖縄配備で話題になった「オスプレイ」より、こちらの「2重反転式ヘリコプター」の方が、
将来有望の技術と思っていましたが、色々問題もあるようです。

素人考えで、↓図の様にプロペラ部分の位置を上下で内外に住み分ければ、
推力のロスは減ると思ったんですが、描いてみると駄目っぽい。
 画 redmosla

関連記事
「V-22「オスプレイ」、開発が難航した最大の原因「ボルテックス・リング」とは」
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200702061816
 【テクノバーン 2007/2/6 18:16】

「「オスプレイ」沖縄配備、14年にも」
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000150606010005
 【asahi.com 2006年06月01日】


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コメント 3

だるま

こんにちは!
ヘリコプターのことは全然わからないんですが、
顔が描いてあるとヘリって可愛いんだなあと思いました。
ほんのりニッコリだからでしょうか?
by だるま (2007-04-11 13:41) 

redmosla

我ながら可愛くかけたと思っています。
しかし、顔ではなく前足ではないでしょうか?
by redmosla (2007-04-11 17:53) 

アルバトロス

 長文失礼します。
 推力ロスの話ですが、まず普通の(シングルローター+テールローターの)ヘリコプターから話を始めましょう。
 テールローターを使わずメインローターだけで飛ぼうとすると、トルクを発生するために機体は勝手にローターと逆方向に回転してしまいます。
このため、トルクを打ち消す(アンチトルクと言います)ためにテールローターを使用する必要があるのです。
 例えば、ローターが時計回りに回転する機体があったとしましょう。メインローターを回すと、機体はローターからの反作用により反時計回りに回転します。この時、テールローターを使って反時計回りに気流を発生させれば、メインローターが発生するトルクとテールローターが発生するアンチトルクが釣り合って機体の回転が止まり、安定します。
 実はトルクを発生するのも、アンチトルクを発生するのもエンジンの出力を使っているので、エンジンの100%の馬力で空を飛んでいるわけではありません。80~90%の効率と言われています。

 また、機体が高速で移動している場合、進行方向の左右で揚力に差が生じ、不安定になります。上記の時計回りローターの機体を例にすると、
進行方向に対してローターが受ける風速(=揚力)は
 左側:回転速度+機体の移動速度
 右側:回転速度-機体の移動速度
となり、機体は勝手に右側へ傾いてしまいます。


 ところが二重反転ローターの場合、、上段ローターの発生するトルクと下段ローターの発生するトルクが打ち消しあうほか、上段ローターの回転で同方向に回転する気流が下段ローターの揚力を増強する効果も期待でき、結果としてエンジン出力のほぼ100%を飛行に使えるのです。
 
高速機動中でも傾くことがありません。上段と下段はそれぞれ時計回り、反時計回りだとしましょう。すると
 進行方向に対してローター各部が受ける風速(=揚力)は
 上段左:回転速度+機体速度
 下段左:回転速度-機体速度    左側の合計=回転速度×2

 上段右:回転速度-機体速度
 下段右;回転速度+機体速度    右側の合計=回転速度×2

以上から、二重反転ローターを使うと、上昇する際も高速移動する際もエネルギーのロスが無くなるため、非常に有用です。

長文失礼しました。
 


by アルバトロス (2010-11-13 18:31) 

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