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ポッター、ふたたび線路に降り立つ [活動報告]

受難続きの11号機マフ・ポッター号、去年の6月(6月活動日誌参照)でまずケチがつき、9月(9月活動日誌参照)で受難が始まり、10月(10・11月活動日誌参照)でもその不運は収まらず、そしてとうとう、先月の活動報告「ポッター号再度動輪外される!」でお知らせしたとおり、修繕した動輪の不具合のため、再び動輪が外されてしまいました。
機関庫内で枕木の下駄を履かされてしまい、ポッターは文字通り“宙に浮いて”いました。


“宙に浮いた”ポッター

しかし、いよいよ、今度こそ、その不遇のときにも終止符を打つときがやってきました。ポッターにも春が来ました。そう、修理に出していた動輪が戻ってきたのです。


再び戻ってきた動輪

5月の蒸機運転に間に合わせるべく、4月20日(日)に早速動輪取り付け作業が行われました。以前にもお知らせしたとおり、ポッターの台枠はそれ自体が柔構造になっており、サスペンションとは別に線路のねじれなどを吸収する構造になっています。そのためジャッキアップした状態ですと台枠自体に歪みが発生し、うまく動輪の軸箱がはめられないことがあります。


ポッターの下に待ちわびた動輪が!

今回の動輪取り付けでも、やはり軸箱の取り付けに苦労しましたが、もう2回目の動輪取り付けですので、なんとかうまく収まるべきところに収まりました。そして少しずつジャッキを使いながら下駄を外していき、約2ヶ月ぶりにようやくポッターは線路の上に降り立ったのでした。


2ヶ月ぶりに線路の上

位相が狂っていたおかげで前回取り付けに苦労したロッドもすんなり付きました。手で押してみると、少々重いです。でもそれはきっとまだ当たりが取れていないせいで、慣らし走行をして当たりが取れれば、以前のようにスムーズに走るはずです。はずですってば!


ロッドも取り付けました。
今度こそきっと大丈夫です。…たぶん。

ということで、ようやくポッターも線路の上に戻ってきました。もうあまり日がありませんが、きっと5月の蒸機運転の時には列車の先頭で活躍するポッターの姿が見られることでしょう。きっと。…たぶん。<ちょっと弱気


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