石炭も準備万端! [活動報告]
5月の蒸機運転準備も着々と整いつつあります。
シーズン開始に向けて蒸気機関車のパワーの源である石炭の準備作業が行われました。
数年前までまきば線では主に釧路の太平洋炭鉱の石炭を使っていました。これは街の燃料店でしかも20kg単位で手軽に入手できる、という理由からでしたが、一般家庭での石炭使用も少なくなってきて、燃料店での扱いも少なくなり、入手が難しくなってきました。ということで輸入炭の検討を始めましたが、価格の面からは輸入炭のほうが安価なのですが、購入単位が10トン単位とか、手軽に買うには程遠い量(※)だったり、またモノによっては石炭が紛状になっていて蒸気機関車で使うと火の子が発生したりと、これもまた簡単ではありません。そこで、ここ最近は太平洋炭を確保しつつ、中国やベトナムなどの石炭をいろいろ試行錯誤中してきたのでした。
※ちなみにまきば線の石炭使用量は年間1トン弱程度
今回準備された石炭は昨年6月に用意されたもののなかの一部で、ロシアのサハリンからやってきた石炭です。日本各地の保存蒸気機関車でも使用されているという実績があるもので、発生熱量も粒の具合もまずまずです。500kg入りの大袋ひとつが倉庫から運び出され、立山トロッコに積みこまれました。このトロッコごと機関庫脇の側線に留置され、機関車に補給されることになっています。
牧場のホイルローダーで積み込み
2007-04-07 01:17
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