ひらメソッド+GNU GLOBAL [コードリーディング]
「ひらメソッド」 [1] というソースコードを読むコツみたいなものがあることを知った。
巨大なソースをトップダウンで追うと頭に入らず挫折してしまうのでボトムアップで理解していきましょうという趣旨。なるほどなあと思った。
それに Wiki を使う―個々の関数に対応するページを作って理解したことを書いていく―というのがこのメソッドのメソッドたる部分だと思う。でもこの方法だったら Wiki にいちいちソースをコピーしてハイパーリンクを手で作っていくのではなくて、GNU GLOBAL で生成した HTML をローカルで編集しながらコメントを書いていく方が手軽なように思える。
Netscape が Mozilla Firefox に「進化」する過程で切り捨てられた機能に Netscape Composer がある。Netscape Communicator 4.x で GNU GLOBAL の HTML をブラウズして、何か書き込みたくなったらメニューからページの編集を選べばその場で WYSIWYG のエディタが立ち上がる。ぴったりじゃないか。
Wiki を使う方法に比べて短所があるとしたら共同作業には向かないということだろうか。逆にソース読みを一人でやるのだとしたら特に欠点はなく、ハイパーリンクの生成を GLOBAL が自動でやってくれることによる労力節約が圧倒的だと思う。
発展的な方法として GLOBAL が生成したHTML化ソースとそのリンク付けを何らかの方法で Wiki に取り込んでしまうというのもあるかもしれない(勿論そういうことをするプログラムを書く必要がある)。
[1] http://hira.main.jp/wiki/pukiwiki.php?2005_6_23%A5%AB%A1%BC%A5%CD%A5%EB%BA%C2%C3%CC%B2%F1%AD%A1
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