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四字熟語、「1日1鉄」-前編- [汽車旅2007番外編]

2007年12月9日(日曜日)、東京地下鉄(通称、「東京メトロ」)丸ノ内線大手町(M-18)へ。



大手町は東京の近くにあり、「新東京」や「副東京」と名乗っても差しさわりのないところだが、私は荻窪行き(1号車02 141)に乗り、西新宿(M-07)で下車。中央線(JR東日本東京-高尾間の路線愛称)の快速に乗ればいいものをわざわざ丸ノ内線にしたのは帝都高速度交通営団(通称、「営団地下鉄」)時代に全線完乗済みだが、東京メトロとしてクリアしたかったから。「クリア」と書いたのは、丸ノ内線は本線と支線があるため。

荻窪行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
西新宿102 141なし
 202 241なし
 302 341なし
 402 441なし
 502 541なし
大手町602 641なし

丸ノ内線本線エリアは銀座(M-16)-国会議事堂前(M-14)間が未乗車だったが、東京メトロの路線としてクリア。残るは支線だが、翌日に調べたところ、東京メトロとしての丸ノ内線本線部は2005年6月25日(土曜日)にクリアしていたと判明した。



新宿アイランドビルを経て、新宿センタービルに到着。ここの中地下1階にペンタックススクエアがある。中地下1階と言っても、360度見渡しても地上としか思えないところで、東京都庁が見える。

ペンタックススクエアにあるペンタックスフォーラムでは2007年12月5日(水曜日)から12月17日(月曜日)まで、レイルマンフォトオフィス、中井精也カメラマンが個展を開いている。ホームページ上では掲示板でお世話になっているが、いよいよナマでお目にかかるのである。

さて、ペンタックスフォーラムに入ると、力作の数々が並んでいる。エプソンの顔料プリンター、PX-5800で出力したもので、厳選したパネルが展示されている。ホームページで趣味の一環とはいえ、とてもシロートにはマネできないものばかり。また、プリンターで出力したパネルも美しい。

なお、撮影は御遠慮されているので、画像は玄関のみで御勘弁を(中井カメラマンとのツーショット撮影はOKのようだ)。

「ありがとうございます」

と中井カメラマンと目が合い、私は会釈する。これが私と中井カメラマンとの初対面で、嬉しそうな表情だ。子煩悩であることが感じられる。ちなみに私は「岸田法眼です」と言っておらず、果たして、これでよかったのかなと今も迷っている。

ペンタックスフォーラムでの個展は中井カメラマンが“館長”となり、来訪客と談笑。有名人とは面と向かって話すことがけっこぉー、オクテな私は緊張する(中井カメラマンは“太田総理”と会っているのだ!!)。“どこでどうしゃべればいいのだろう?”と考え込んでしまう。

その頃、中井カメラマンは50代の男性と談笑。男性は思い入れのある愛情が詰まったフイルム式の一眼レフカメラを見せる。近年、中井カメラマンはフイルム撮影をしていないという。今やデジタル一眼レフカメラが普及しているため、フイルムは映画だけになりそうだ(フイルムで撮影しない映画もあるそうだ)。

私は“館長席”にある上製の台紙と和紙を組み合わせた来客者名簿に記入(結婚式の来賓者名簿みたい)。この台帳は1日分なのか、トータルなのかはわからないけど、個人情報の観点からか、2ページ分が埋まると、クリップで留めて、次に移行している。

JR北海道富良野線のパネルに目がいく。中井カメラマンによると、ストロボを使用したとのことで、冬の夜空をひときわ輝かせる作品に仕上がっている。当然、被写体の列車は停車中である。

SLのカマの中のパネルも展示されているが、これは取材ではなく、乗務員の許可を得て撮影したという。2007年11月以降はブログへ移行したが、中井カメラマンのサイトの人気コーナー、『1日1鉄!』は「鉄道写真家たるもの、毎日電車の写真を撮るのぢゃ~!」をキャッチコピーとしたもの。仕事ではないため、ラクな気分で楽しんでいるそうで、夏には撮影ツアーを開催した。

これが個展へと発展したのだから、中井カメラマンは「芸術家」という肩書きがついたことになる。芸術家は個展を開かなければ、世間では認められないイメージがあるから。私の場合、直筆原稿がないので、まず個展を開催することは
できないが、とりあえず、世間で認められるライターとなり、仕事の依頼が絶えないような立場になることを目指す。

桜のパネルもいくつかあったが、中井カメラマンによると、時刻表やポスターに載せる春の写真は1年前に撮影するという。但し、1年後に掲載する条件は1年前と風景、光景、情景が変わらないこと。例えば、車両の塗装がチェンジされ、新しいものに変わると不採用になるわけで、苦労が水の泡になってしまう(ほかの季節も同様)。

東京だと中央本線飯田橋-市ヶ谷間は桜並木が多いが、2008年春の表紙やポスターに登場する車両は201系ではなく、E231系通勤形タイプかE233系でなければならないことになる。

鹿島鉄道もこの個展にあり、夕焼けと鉄道の姿は美しいが、映画、『そのときは彼によろしく』でロケをしたことは知らなかったという。『GTO』で北海道ちほく高原鉄道が登場したのは有名な話だが、『そのときは彼によろしく』の予告VTR等で鹿島鉄道が出てこなかったと思う。映画が公開されたときはすでにフォーエヴァーになっていたのだ。

私が印象に残ったパネルは下記の通り。

①2005年11月13日(日曜日)撮影のSL

②2004年11月21日(日曜日)撮影の鹿島鉄道

③2006年5月15日(月曜日)撮影のJR北海道日高本線

④2006年4月1日(土曜日)撮影の西武鉄道新宿線

⑤2007年1月14日(日曜日)撮影のJR東日本武蔵野線

中井カメラマンの個展は2007年12月17日(月曜日)まで(毎週火曜日は定休日)。皆様も行ってみませんか。



さて、時刻は15時30分を過ぎ、私は東京都交通局(都営地下鉄)都営大江戸線都庁前(E-28)へ。光が丘行き(8号車12-198:ワンマン運転)に乗る。都営12号線時代は全線完乗しているが、都営大江戸線に変わってからは都庁前(E-28)-光が丘(E-38)が未乗車なのだ。



乗務員室は運転士がボタン操作によるATO運転だが、運転台の中央にはモニターがあり、停まる駅が映り、目を光らしている。



車内はロングシートで、優先席が青、それ以外は赤となっている。優先席は吊り革の高さが異なっている。



松平健によると、赤は“情熱と愛情”、青は“優しさとやすらぎ”だそうで、みずから作詞した『マツケンサンバⅢ』で腰を振りながら、歌っている。



吊り革には広告があり、2タイプあるようだ。まさか東京にも吊り革広告があるとは思わなかった。



照明はドア側にはカバーがついており、ロングシートにはない。どちらか1つに統一したほうがよさそうだなと思ううちに終点光が丘(E-38)に到着。都営大江戸線全線完乗を達成した。


光が丘行き(ワンマン運転)編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
光が丘812-198なし
 712-197なし
 612-196なし
 512-195弱冷房車
 412-194なし
 312-193なし
 212-192なし
都庁前112-191なし

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コメント 4

オーミヤ

実際に、中井カメラマンとご対面されたのですね。
吊り革の広告ですが、JR山手線のE231系500番台の方にもありました。車内空間の活かされ方も変わってきておりますね。
by オーミヤ (2007-12-10 17:43) 

岸田法眼

どうもありがとうございます。

カメラマンの方と会うのは実は初めてではありませんが、鉄道業界では知名度の高い方だけに“敷居の高い方なのかな”と思いながら、中に入りました。とても気さくな方で、来客の皆様には笑顔で接しておりました。

山手線にも吊り革広告がありますか。御堂筋線の10系で初めて見た時は“1種の関西商法”かと思いましたが、広がりつつあるようですね。
by 岸田法眼 (2007-12-10 19:57) 

まるちゃん

こんばんわ、訪問ありがとうございました^^ 
中井Cマンとはご近所で1鉄の写真も同じとこでよく撮ってますが全然視点が違いますし写真家というよりアーティストですかねw 
ヒーリングの文句もすばらしいですし今後も楽しませてほしいものです
by まるちゃん (2007-12-10 20:56) 

岸田法眼

まるちゃんさん、こんばんは。どうもありがとうございます。

中井カメラマンとは御近所つきあいですか。うらやましいですねぇー。

ヒーリングはなかなかいいですね。私は短文が大の苦手なので、自分の撮った写真に組み合わせのいい言葉をつけるのはいいですね。

さて、昨夜18時頃からso-net blogに不具合が発生し、アクセスしづらかったと思いますが、朝には完全復旧していることを願っています。
by 岸田法眼 (2007-12-11 01:22) 

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