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2003年の汽車旅4 [汽車旅2003]

2003年5月4日(日曜日・国民の休日)、『鉄腕アトム』生誕を記念して、JR東日本御茶ノ水へ。Suicaイオカードでホリデーパスを購入し、さぁーICOCA。

中央本線の快速(吉祥寺から各駅停車)武蔵小金井行き(10号車クハ200-56)に乗車。某歌舞伎俳優に隠し子はいても、宮本武蔵には子供がいません(なぜならば、“武蔵、子がねい”だから)。

新宿で臨時快速<ぶらり河口湖号>河口湖行き(2号車自由席モハ189-20:azusaカラー)に乗り換え。ちなみに4~6号車は簡易リクライニングシート、1~3号車はリクライニングシートで、全車自由席&禁煙車である。まさに“ぶらり”を強調した臨時快速だ。

以前は急行形電車で運行していたが、老朽化により、チェンジ。居住性がよくなった分、定員が減り、満員御礼は時間の問題だった。

「特急<かいじ>号ではありません」

「車内販売はありません」

「煙草は吸えません」

車掌はさいさん、放送を流すも、“完全民営化”を果たしたというのに、喫煙所は撤去しないのは疑問だ。

8時11分、定刻通りに新宿を発車すると、特急運用からはずれたとはいえ、「♪汽笛一声、新橋を♪」のチャイムは儀式と化している。旅情をかきたてるベテランの車両には昔ながらの音がよく似合う。ちなみに車体の色は国鉄カラーではなく、“azusaカラー”である。

三鷹までは複々線。休日ダイヤなので、途中の高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪はホームが休業し、隣りのホームに任せている(一般的に「総武線」と呼ばれている)。ちなみに爆笑問題は阿佐ヶ谷の快速終日停車を要望しているが、通りそうもない。

ひっきりなしに宅地があふれている。このセクションが高架になったあと、住宅がたったようで、屋根がはみ出ている一戸建てもある。ラッシュも過密なら、住宅も過密なので、電車のスピードは自主的に控えめっぽい。

三鷹に到着。やはり乗ってくるが、げせないのは向かいのホームに停まっていた各駅停車高尾行きが先に発車。そのおかげで、立川までノロノロ運転。行楽客は一刻も早く、目的地に着きたいのだから、ここは道をゆずるべきだろう。

武蔵境-国分寺間では高架化工事にともなう代替線路の敷設工事が進んでいた。悲願の複々線はいつになるのだろうか?

立川で、ようやく各駅停車高尾行きを抜くものの、車掌もあまりの入りぶりに少し、混乱しているようで、セリフを間違えることもしばしば。八王子到着時にはこんな放送を流した。

「早口な案内で申し訳ございません」

と謝罪したが、物腰がソフトで、聞き取りやすく、問題はないだろう。

ノロノロ運転から一転して、スピードアップ。のどかな住宅地をゆき、高尾を過ぎると、山岳へ。新緑があふれ、気分をなごませるものの、圏央道というハイウェイの建設工事がちょっと気になった。近くに中央自動車道があるから、たぶん、合流するのだろうが、利用するクルマはあるのかね?

相模湖は神奈川県に所在する駅で、若干下車。付近には相模湖があるので、キャンプといったところだろう。

上野原で若干下車。山登り態勢はすでにできている格好をしている人が多い。山岳をゆく中央本線ならではだろう。

カーブとトンネルが多いものの、長年、通いなれている道だから、不安もない。

大月4番線に到着。降りる人が多く、全員着席ができるようになったが、ペアやカップルにとっては難儀だ。私みたいに1人で坐っている者もいるから、“「別れ別れ」という名の相席”でしのがざるえないところもあるのだ。

大月では乗務員をJR東日本から富士急行にチェンジ。1~3号車はドアが開かない。

発車して、富士急行大月線に入る。ちなみに中央自動車道も河口湖へ分岐できる。

富士急行に入り、スピードがにぶる。勾配を登ってゆくが、田野倉を発車すると、「ギーコ、ギーコ」という音をたてている。途中でJR東海のリニアモーターカー実験線をくぐってゆく。

「本日も富士急行、電車を御利用いただきまして、ありがとうございます」

車掌はヤケに「電車」を強調し、中央自動車道を目のカタキ扱い!! JR線直通快速や特急<フジサン特急>を猛アピール!! ちなみにホリデーパスで乗車しているお客が多く、車内精算が多発。

富士吉田から進行方向が変わり、河口湖線に入り、富士急ハイランドは長蛇の列!! そして、終点河口湖に到着し、富士急行完全制覇達成!! ちなみに山梨県は関東地方ではない。

ワケもわからずバスに乗り、ロープウェイ入口で下車。運賃は100円で、ユーモラス運転士のワンマンショーだった。

河口湖にはキャンプ場があり、釣り人もたくさんいた。ハマちゃん、スーさんはいつ訪れるのだろうか?

河口湖駅前の『不動ほうとう』で昼食(もちろん、ほうとう1,000円)をとり、特急<フジサン特急8号>大月行き(1号車クロ2002:展望室)へ。

展望室はリクライニングシートではなく、回転しないのは難点だが、富士吉田から進行方向が変わったので、ゴキゲン!!

終点大月で1度下車したあと、JR東日本中央本線の特急<かいじ112号>新宿行き(4号車自由席モハE257-1)へ。E257系は初乗車で、車掌が4人散らばっていた。

八王子で横浜線の各駅停車東神奈川行き(3号車モハ204-369)に乗り換え、橋本へ。

下車して、飲料購入後、相模線の各駅停車茅ヶ崎行き(1号車クハ205-505)に乗って、海老名で下車。駅前はアミューズメントパークと化していた。

小田急電鉄小田原線の急行箱根湯本行き(6号車3257)へ。3000系初乗車だが、“怪人フェイス”とムリヤリつけた木目調ドアはなじめないかな(阪急電鉄やJR西日本とJR東海の285系シリーズみたいに車内全体にほどこすべきでは)。

小田原はすっかり変わってしまい、近代的なつくりとなり、伊豆箱根鉄道大雄山線(Daiyuzan Line)大雄山行きに乗り換え、全線完乗達成!! ちなみに大雄山行きは5507、小田原行きは5504に乗車。運転席のワンハンドルマスコンは右手操作というのは珍しい。

小田原へ戻り、当初はJR東日本東海道本線に乗って熱海へ足を伸ばし、JR東海373系の普通電車東京行きで帰京しようかと思っていたが、意外と早くスケジュールが進行したので、快速<アクティー>東京行き(15号車クハ111-703)で帰る。さいわい、ボックスシートはガラガラだった。


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