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有馬温泉 初体験 [ヅカ的近況]

話はだいぶ戻りますが、楽の翌日に有馬温泉に泊まった件。

近畿圏以外のヅカファンのみなさん、高速道路における宝塚市の図像って知ってますか? ほら、よく「ここから○○市ですよ」って示すために、名産品の絵が描いてあるでしょ? 「やっぱ、すみれかな?」「いや、ラインダンスってことも」なんて思ってたんですが、な、な、なんと、ベルばらだったんですよ。おそるべし、ベルばら。宝塚市の名産=ベルばらなんですねぇ。

さてさて、有馬温泉には、梅田からは高速バスで1時間、ムラからは路線バスで3~40分で着きます。宝塚駅前のバス停からふつーに路線バスに乗って、幼稚園児やおばあさんに囲まれてのどかーに発車すると、武庫川渡ってすぐ山。山山山。まだ5分も乗ってないのに、もう山の中。ウッソー、すごい田舎じゃん? 宝塚ってほんとに山の麓なのねぇ。「小さな湯の町宝塚に、生まれたその昔は~♪ 知る人もなき少女歌劇、それが今では」の歌を思わず口ずさんでしまいます。タイガースファンの緑豆は「そういえば甲子園て海の近くなのに、六甲山がすぐそばにあるよね」と言います。平地が少ないってことか、兵庫県。途中、ニュータウンを通り過ぎたりもしたけど、基本は山。水田には稲穂が黄金色に実ってるよー。やっぱり、最初にムラに来たときに「神奈川県で言うなら大和か海老名だ」と思ったのは当たっていたわけね。

着いたところは、山の斜面に小さく作られた温泉街。これがなかなかいい佇まい。古い町並みがたくさん残っています。ほそーい坂ばかりで出来ていて、かよこちゃん(朝澄けい)が免許とりたてで迷い込んで難儀したというのも納得。初心者には無理無理、絶対無理。古い家並みの間からボワボワと湯気が立っていて、何かと思ったら、それが「源泉」だという。へー。関東人が知ってる温泉て、日光とか箱根とか、ちょっと遠くて、大規模なものばっかりですよねえ。バスで30分でこんなこじんまりと上品な温泉があるなんて、いいなぁ~。関東平野が大きすぎなんだなぁ。

泊まったのはこちら、花小宿。おしゃれです。温泉街っていうと、さびれてる? という懸念もあったけど、全然そんなことはなく。こちらはこじゃれた温泉宿(なんだそれ)を目指しているようで。ロゴなんか凝ってて(本高砂屋ってお菓子やさんわかる? デパートで売ってる。あれと同じ字体なのよ)、食事は自然食。夜は、本館まで浴衣でカラコロ歩いていって、秀吉が愛好したという、鉄分の多い赤茶色いお湯に浸かります。立ち見、入り出で疲れた足も癒えたかな~。

というわけで、有馬温泉はイイ! という話でした。

::::::::本家はコチラです→a posteriori takarazuka:::::::


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