オダジョー＝霧山修一朗

最近ＴＶをつけていると、頻繁にオダギリジョーを目にする気がします。
映画祭に参加だったり、ＣＤのＰＶだったり、ＣＭだったり・・・。

ＣＭではクレジットカードのＣＭが面白くて好きです。「続きはネットで･･･」というＣＭはいくつかありますが、実際にネットに続きを見に行ったのは、このシリーズだけです。今やっている「マドンナ編」では選択肢カード「友情」がお気に入り。

でも、私にとっての今年のオダギリジョーは「時効警察」の霧山修一朗以外思いつきません。

警察の時効管理課に勤務する霧山は、「趣味ぐらいなくちゃ～」という課長や同僚の言葉から〔時効になった事件を自費で捜査する〕を趣味にすることにします。交通課の三日月しずか（麻生久美子）と一緒に、最終的には真犯人を突き止めるわけですが、あくまで趣味なので逮捕などはしません（というか時効だし・・・）。

警察署内では目立たなくて常にボーっとしているような霧山が、趣味の捜査では切れ味鋭い推理を見せて、そのギャップが面白かったです。最後、犯人に自作の「誰にも言いませんよ」カードなるものにハンコをついて渡すところもお茶目で好き。

オダジョーの怪演もさることながら、ツボにはまるまったりとしたギャグも秀逸でした。「日曜日にメガネをかけるなんてイギリス人みたい」というくだりも「？？？」で面白いし、かっこつけまくりの十文字疾風刑事（豊原功補）も苦笑させてくれるし、その他の個性豊かな脇役陣も最高でした。（おおめ亭の犬山犬子さん＝ポケモンのニャースの声の人の姿を初めて見ました！）そうそう、オープニングのナレーションが由紀さおりというのも途中から知ってびっくりしたり。

「時効警察パート２」・・・やってくれないかなぁ、テレビ朝日さん！

時効警察 DVD-BOX

• 　角川エンタテインメント
• 　2006/06/23
• 　DVD

タグ：2000年代 懐かしのテレビ番組