お気に入りのCD（46）－カッチーニとピッチニーニ－

昨日に引き続き、Channel ClassicsのCDです。大好きなGiulio Caccini（1551-1618）の歌曲（"Nuove Musiche"から）とAressandro Piccinini(1566-ca 1638)のテオルボ独奏曲を収めたCDです。（Channel Classics、CCS SA 21305）

ジュリオ・カッチーニ： 歌曲集 《新音楽》
　愛よ、私は去りゆく／苦しみと悩みのただ中に／フィッリ、空を見上げて／
　泉の野に／幸せの小鳥／秘めたるとげの上に咲く、露けき薔薇ぞ美しき／
　あの熱き溜息に／聞いておくれ、恋人達よ／我が麗しのアマリッリ／
　愛のそよ風よ／いとも甘き溜息／天にもかほどの星はなく／
　日がな一日泣き暮らし／野の獣たちよ／東の門から
アレッサンドロ・ピッチニーニ： テオルボのための作品集
　トッカータIV／コレンテ・プリマ／テノール・デット・イル・メルカテッロ／
　パルティーテ・ヴァリアテ・ソプラ、ラ・フォリア・アリア・ロマネスカ／
　コレンテIX／チャコーナ
（実際は、数曲ずつカッチーニとピッチニーニの曲が交互に収められています。）

ヨハネッテ・ゾマー（ソプラノ）、フレッド・ヤコブス（テオルボ）

※試聴は、CDの写真にリンクを張っていますので、そちらから。

ヴォーカルには、（私には、）疲れているときにはちょっと辛いものと心地よくすっーと入ってくるものがあるのですが、ゾマーの歌声は後者です。テオルボの音も心地よいです。ピッチニーニの「チャコーナ」、弾いてみたい曲です。

「アマリッリ」コレクションの一つです。

本日の練習メニュー：指ならしに3声の和音とアルペジオの練習曲、"58 Very Easy Pieces for Renaissance Lute"のNo.31～35の復習とNo.36～38の予習、アテニャンの『花咲く頃に』、ダウランドの"Mrs.Winter's Jump"と"Mr.Dowland's Midnight"。

右手の親指の爪を机の角にぶつけて内出血させてしまいましたので、一通り軽く練習しました。

コメント 6

右手の爪は大丈夫でしょうか。お大事にどうぞ・・・
楽器を演奏する者にとって、指の怪我は怖いですよね。ヴァイオリン的には、右手は弓を持つだけなので、まだ多少の怪我は何とかなりますが、左手を怪我してしまうと相当辛いです。
リュート、ギターは右手も左手も指の怪我が演奏に影響するから大変ですよね。
by c-tail (2006-10-19 22:10) 

c-tailiさん
nice&コメント&お見舞いありがとうございます♪
親指の上1/3くらいが内出血して紫色になっています。
力を入れると痛いので、脱力できて丁度良いかも。（笑）
本当に指の怪我には注意したいものです。
by nyankome (2006-10-19 22:28) 

大丈夫でしょうか？心配です。
カッチーニのアマリッリは私も大好きです。イタリア古典歌曲を歌いだした中学の頃はその魅力にまったく気が付かずに来ましたが、大学卒業後ですね、古典、バロックのシンプルな美しさに気がついたのは。
このCDは聴いたことがないのでメモメモです。
by かあか (2006-10-20 10:08) 

指、お大事に・・・。
試聴させていただきました。
疲れている時に聴くのに良い感じの声ですね。
私が目指す声にも近いです。
声楽レッスンではカッチーニは「アマリッリ」くらいしかしないのが普通ですが、歌曲集が欲しくなりました。
by Cecilia (2006-10-20 16:32) 

かあかさん
nice&コメントありがとうございます♪
ご心配お掛けしました。爪をはがした訳ではありませんので大丈夫です。
私もこれほどイタリア古典歌曲にはまるとは思ってもいませんでした。

Ceciliaさん
nice&コメントありがとうございます♪
Zomerの声がぴったりきましたので、『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』を注文しました。
http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=1255861
by nyankome (2006-10-20 21:45) 

izumiさん
niceありがとうございます♪
by nyankome (2006-10-21 21:34)