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ついに出る!ニール・ヤング 『ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト』 [CSNY]

ファンのあいだではいつ出るか、いつ出るかと待ち望まれていたニール・ヤングのライヴ・パフォーマンス・アーカイヴ・シリーズが、ついにリリース開始になるようだ。

その第1弾は1970年3月のフィルモア・イースト・ライヴ!
国内盤は11月22日、US盤は11月14日のリリース予定となっている。

LIVE AT THE FILLMORE EAST ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト』
01 Everybody Knows This Is Nowhere
02 Winterlong
03 Down by the River
04 Wonderin'
05 Come on Baby Let’s Go Downtown
06 Cowgirl in the Sand

1970年3月といえば、ソロのキャリアとしては2枚めのアルバムとなる『EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE(邦題は ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース)』と3枚めの『アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ』のあいだの時期ということになる。

ぼくがクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの『デジャ・ヴ』を買って初めてかれの存在を知るのが70年6月だから、その直前のライヴになるわけだ。
う~ん、考えただけでぞくぞくする(笑。

今作に収録される曲目リストを見てみると、アルバム『EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE』から表題作とともに、「Cowgirl in the Sand」、「Down by the River」という、かれのキャリアのなかでもクラシックと呼べる名曲が2曲入っているのがうれしい。
この曲はオリジナル・アルバムのなかでもそれぞれ10分06秒、9分13秒と長い演奏になっているが、今回のライヴでも当然のことながらロング・ヴァージョンになるようで、とくに「Cowgirl~」は16分を超えるとアナウンスされている。
これは楽しみだぞ~!

ニール・ヤング初期のライヴで忘れられないのは、全米でナンバー・ワンになった「孤独の旅路」のシングル・ヒット直後にリリースされた『時は消え去りて… TIME FEDES AWAY』(1973)だ。

  

この作品はいまだに胸に迫る名作だと思うが、「孤独の旅路」はもちろん、「Cowgirl~」も「ザ・ローナー」も入ってない新曲ばかりのライヴ・アルバムで、当時としてははぐらかされたように感じてがっかりしたものだった。

今回はオリジナル・メンバーである故ダニー・ウィットン在籍中のクレイジー・ホース(そしてピアノにジャック・ニッチェ!)をバックに、轟音ギターを引き倒すニールの切ない名曲がたっぷり味わえそうだ。

なおUS盤にはライヴ写真やニール・ヤング手書きの歌詞などの画像とともに高音質オーディオ・トラックを収めたCD+DVD盤もリリースされる予定だ。


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MORE

うーむ、またまたリリース情報ですか…(苦笑)
ニール・ヤングはバッファロー時代からのファンでしたので
Everybody Knows...が私にとってはソロ初体験でした。
ファーストはその直後に買いましたので、オリジナル・カヴァーのを持っています。(名前の書いていないジャケの)
このライヴはマストですねー。ダニー・ウィットンが死ぬ前のライヴだし、フィルモアだし、Winterlongが入っているし…

「デジャ・ヴ」の話ですが、私は当時日本盤で買ったんですが、その理由が
「先着300名にインタヴューLPをプレゼント!」というのにつられたのでした…
発売日に即買い、その日の内に応募券を送り、ちゃあんとゲットしたのでした!
ただ、その頃は英語でぐちゃぐちゃしゃべっているだけで、何も判らなかったのですが…(爆)
多分、アメリカのラジオ局向けの音源をプレスしただけなんでしょうね。

で、ニールのソロ・アルバムで私のベスト5は…

1. After The Gold Rush
2. Everybody Knows This Is Nowhere
3. Rust Never Sleeps
4. Live Rust
5. Tonight's The Night

但し、5.は気分によってComes A TimeかOn The Beachになります。1-4は不動ですけどね。
あ、私はあまりHarvestを聴きません…
by MORE (2006-10-14 22:17) 

parlophone

>ニール・ヤングはバッファロー時代からのファンでしたので

それは筋金入りのファンですね!
MOREさんもホント趣味が広いですね~。

>ファーストはその直後に買いましたので、オリジナル・カヴァーのを持っています

ぎゃ~、ほ、ほしい~~!

>「デジャ・ヴ」の話ですが、私は当時日本盤で買ったんですが、その理由が
>「先着300名にインタヴューLPをプレゼント!」

え~~!?
ぼくもリアル・タイムで国内盤買ったクチですが、その話知りませんよ~。
日本グラモフォンから出たやつで、70年6月28日ごろに買ったと思いますが…。
画像ならこちらにありますので、ちょっと見てやってください。↓

http://parlophone.fc2web.com/kami/Deja.html

>私はあまりHarvestを聴きません…

ぼくはアコギを弾くときに、指慣らし(というのかな?^^;)に「Old Man」や「Needle and the Damage Done」を弾くことが多いので、そういう意味からも『ハーヴェスト』はよく聴きましたね~。
「Words (Between the Lines of Age) 」なんかも大好きですし。
今でもこのアルバムをターンテーブルに載せると1972年の夏がまざまざと甦ります(笑。
by parlophone (2006-10-14 23:25) 

マーク

初めまして、マークと申しまし。

私、バッファロー、デジャブの頃、学生でレコード聴いてました。

最近はクリーム、ストーンズに戻ってまいりましたが、二ールヤングいいですか、これを参考に試聴してみます。最近、良さげなものは何でも試したくなる歳になりました。
by マーク (2006-10-15 09:20) 

MORE

>ぼくもリアル・タイムで国内盤買ったクチですが、その話知りませんよ~。

えーっと、確か発売前の広告に書いてあったかなんかだと思います。
それで発売日に学校から直接Yamahaに直行、その日のうちにオビを送ったと記憶しています。
(オビの一部をカットして送ったのかもしれませんが…昔の話なもんで…)
ジャケはデジャ・ヴと同じエンボス加工で同じ色、上に金色文字でCrosby, Stills, Nash & Youngと書いてあったはずです。
(ブツは実家に置いてあるので確認できず…)

「デジャ・ヴ」を聴くと高校時代の色々なことが走馬灯のように頭の中を巡ります…(苦笑)
by MORE (2006-10-15 13:33) 

Mr。Soul

遼様 
初めましてMr.Soulといいましてよく拝見させていただいております。
二ールのフィルモアがオフィシャルで出るということでものすごくよろこんでいます。
この日のテープはかなり以前から出回っていて僕は毎日聞いて11月を楽しみにしております。
僕の持っているテープは64分収録で以下の曲が重複しています。
Downtown
Wonderin'
EverybodyKnows,,,,
Winterlong
3月6,7日に各2回行なわれていてどの曲がどの日かはわかりませんが
演奏、内容に関しましてはこの人(二ール ヤング)のキャリアの中でも
ベストではないでしょうか!
僕自身1976年の日本公演と並んでもっとも好きなライブです。
今聞いているのですがCowgirl In The Sandは15分強しかありませんねぇ。
でも本当に楽しみです、オフィシャルで出るという事に意義があると思います。
by Mr。Soul (2006-10-15 17:39) 

parlophone

マークさん、
ニール・ヤングの鼻にかかった独特の歌い方は好き嫌いが分かれると思いますが、バッファローやデジャヴをご存知でしたらお分かりですよね。
まあ、ものは試しと思って聴いてみてください(笑。
by parlophone (2006-10-15 19:59) 

parlophone

>えーっと、確か発売前の広告に書いてあったかなんかだと思います

あー、そうなんですか。
それにしても帯(の応募券?)でインタヴューLPなんて、36年めにして初めて知りましたよ~。
残念~~。

ニールのベスト5、ぼくもよく似ていますが、『Ragged Glory』なんかもかなり好きです^^
by parlophone (2006-10-15 20:06) 

parlophone

Mr.Soulさん、初めまして。
管理人の遼と申します。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
いかにもニール・ファンという感じのかっこいいHNですね。

>演奏、内容に関しましては…ベストではないでしょうか!

そうなんですか!
それは楽しみですね!!

これからアーカイヴ・シリーズということで、ライヴがどんどんリリースされるとなると、ファンとしてはうれしい悲鳴ですね~^^;
by parlophone (2006-10-15 20:10) 

MORE

>僕自身1976年の日本公演と並んでもっとも好きなライブです。

私は名古屋公演に行きました。前から3列目くらいでしたからよーく見えたし、音量も凄かったです。
コンサート終了後には駐車場にふらりと出てきたニールに握手してもらいました!
すごく背が高くて驚きました。(爆)
この名古屋公演のブート持っているのですが、イマイチ音が…

>これからアーカイヴ・シリーズということで、ライヴがどんどんリリースされるとなると、ファンとしてはうれしい悲鳴ですね~^^;

どうやらディランのシリーズ物みたいにこれから続々と出てくるみたいですね。
それにしても10枚組という噂のボックスセットはどうなっちゃったんでしょうか?
by MORE (2006-10-16 00:00) 

parlophone

>私は名古屋公演に行きました
>前から3列目くらいでしたからよーく見えたし、音量も凄かったです
>コンサート終了後には駐車場にふらりと出てきたニールに握手してもらいました!

なんと夢のような…!
すごく、すご~くうらやましいです^^

>それにしても10枚組という噂のボックスセットはどうなっちゃったんでしょうか

ベストもなんか中途半端な1枚ものでしたしね~。
ファンにとっては気になるところですね!
by parlophone (2006-10-16 00:13) 

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