立山黒部アルペンルート【黒百合の季節】 [日本紀行【信州・軽井沢】]
2004年7月初旬、そろそろ立山の雷鳥が子育てをする季節になります。
今日は、雷鳥のヒナを観察しに立山へやってきました。
が、結果から言うと雷鳥のヒナは見つけられませんでした。
まあ、ニホンザルの母子には出会ったので、よかった事にしましょ・・・
黒部ダム駅から地下の長い階段を登り、ようやく展望台に着きました。
7月なっても、黒部の山々には雪が残っていますね。
展望台の片隅には出店が出ていました。
お土産の他に、ちゃっかり冷たいビールとか売ってます。
きっと、夏休み限定の出店なんでしょうね。
黒部ダムの展望台から見た立山連邦。
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関東側から立山(室堂駅)へ行くには、先ず車かバスで扇沢駅まで行き、
そこから立山黒部アルペンルート(下記)を利用します。
【扇沢】a→【黒部ダム~黒部湖】b→【黒部平】c→【大観峰】d→【室堂】
a:トロリーバス b:ケーブルカー c:ロープウェイ d:トロリーバス
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今日は、黒部ダムの放水が行われています。
早い時期に来ると、放水されてない事が多いですけど。
展望台からダムサイトへ下りられる階段があるので、
下まで降りてみました。
放水している水に虹がかかっています。
このトンネルを入ってゆくと黒部湖駅があります。
黒部湖からは、ケーブルカーに乗って黒部平に向かいます。
今は、ちょうど黒百合の季節なんですね。
黒部平を歩くと、あちこちで黒百合の花を見かけます。
黒部平と大観峰をつなぐロープウェイ。
ここ「黒部平」からは、ロープウェイで大観峰に向かいます。
大観峰から臨む黒部ダム。
大観峰からトロリーバスに乗り、ようやく室堂に着きました。
室堂駅の外へ出てみると、まだ沢山の雪が残っています。
室堂駅方面から見た立山室堂山荘。
高山植物のチングルマ。
標高2400メートルの室堂にタテハ蝶がいるのですね。
初日は、一ノ越山荘方面(金沢方向)にトレッキングに出かけました。
(写真右端の方に登山道が見えています。)
雪解け水が沢になっています。
これが、本当の「川の源流」でしょうか。
コバイケイソウの若葉。
今日は、雪山をトレッキングしたので、かなり疲れました。
さて、宿泊先のホテル立山に戻って、温泉でも入ろうかな。
2日目は、室堂駅周辺のトレッキングです。
写真は、ミドリが池。
こんな遊歩道を歩きながら、雷鳥さんを探します。
ミクリが池は、水が澄んでいて、とても綺麗でした。
湯気とも煙ともつかないものが噴出している地獄谷。
これは、『血の池』と呼ばれています。
・・・けど、残念。
今回は、雷鳥さんには会えませんでした。
帰りに、扇沢から少し下った道沿いでニホンザルの親子を見つけました。
お母さんに抱かれている子ザルが可愛い。
【2004年7月2日】
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⇒ 立山黒部アルペンルート【夏の終わり】 は、こちら・・・
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