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直視 [アフガン・ノスタルジア]

誇り高き威厳に満ちた目だった

マザリ・シャリフ 、ブルー・モスクにて, Sep 2004 Afganistan


『直視』とは、
つらし、かなし、あわれ、と言いつつ、涙を拭きつつ
耐えることではない。
むしろ、それらを受け止めて、こちらから作用し、
そこから懸命に何かを読み取ることである。
写真は事実真実を語っている。
現代に生きる私たちは、その言葉を聞き、理解し、
そして決して忘れぬよう心に刻み込まねばならない。


そんなことを思ったりしたのでした。


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Comment 9

事実を厳粛に伝える写真と、イマジネーションを想起させる写真の
その本質って変わらないのでしょうね~。時間が止まっているスティルフォトだからこそ、その前後に何が起こって、今後どうなっていくのか、想像する力を養わなければならないんだと思います、
by (2006-04-30 00:30) 

最近、「マグナム」の本を読んで著名な写真家の悩みを知ることができました。
写真の性質ってものすごく難しい側面がありますね。
by (2006-04-30 00:36) 

tm-photo

地雷でしょうか、日本にいるとまったく忘れてしまいそうな光景が地球の裏側では日々繰り返されているのだなと痛感させられますね。
by tm-photo (2006-04-30 05:45) 

takepii

記憶とは、写真と同じ作用は働かない。いつも、常に、記憶の中は都合がいい自分と風景があると思います。つらいときも、楽しい時も、悲しい時も。でも、写真は怖いほどリアルな気がしますね。
by takepii (2006-04-30 09:04) 

kk123456

ストレートな写真です。
知らなきゃ。見なきゃ!
写真の役割を感じます。
by kk123456 (2006-04-30 13:40) 

stickman

写真だからこそ「直視」できるという利点はあるやもしれません。
フォト・ジャーナリズムの残酷だけれど大きな力ですね。
by stickman (2006-04-30 23:58) 

concretephotograph

日本のような国があることを信じられるのかなぁ。
by concretephotograph (2006-05-01 01:30) 

のぶあき

はじめまして。
写真というものの役割を改めて認識しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
by のぶあき (2006-05-01 16:42) 

my_little_world

「直視」を写真で撮るのは難しいですよね。
その人を知らないとただの写真になりますし。
この写真はすごく伝わってきます。
by my_little_world (2006-05-01 22:41) 

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