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小雪(前編) [オリジナルカクテル]

小雪という名で、何を思い浮かべますか? ドラマ「あんちゃん」(だっけ?)の
ヒロインですか? それとも、2005年(だったなかー?)限定発売されたロッテの
小雪(苺味)ですか?

私にとって「小雪」という名は、幼くしてこの世を去ることになってしまった
当時3歳の妹・・・なんてエピソードはまったくなくて、ロッテの小雪のこと。

  もちろん苺味なんかじゃなくて、青りんご味!

「え?」と思うかたも多いと思いますね。なにしろ、25年以上前に販売されて
いた商品(青りんご味)ですから。

みなさんご存知の様に、小梅シリーズの飴は、表面がすっぱく処理されて
います。(時代によって処理の方法が異なりますが。)

このシリーズ、私は大好きでして、子供の頃はよく買って食べてました。
(ついガリガリ食ってしまう)

  グリーンアップルリキュール: 30ml
  ドライジン: 20ml
  生クリーム: 10ml

もちろんシェイクは、ハードシェイク。カクテルグラスに注いで、ひとくち。

「名前は小雪に決まりっ!」

これが初めて作った時の私の印象です。そして、ロッテの小雪に近づける
ため、クエン酸パウダーで Snow Style にしたい!とも思いました。

しかし悲しいことに、クエン酸パウダーなんか常備しているバーなんて、
私の知り得る限りではどこにもありません(笑)。非常に残念に思いながらも、
これ以上のものはないということで完成になりました。

実際には一発で完成した訳ではなく、材料は変わっていないのですが、
その比率をどうするかで苦労しました。
2~3回(一日に2~3回ではありません)試して、次に飲みに来た時には
リキュールを多くしてみようかなと思ってた矢先、ミキソロジー~混酒論~
Hypnotiq 氏がぼそっと「リキュールを多くしてみたら?」との言葉。
次回試すと、ばっちり。さすがプロはと尊敬しながら同じことを考えた自分を
ちゃっかりほめたりしていたのですが、ふと考えると、その比率を最初に声に
したのは私ではない。これを私のオリジナルと呼んで良いのだろうか、という
ことに行き着きました。

数日間、う~んと考えていたのですが、ある友人曰く、

「素人が思いつく程度のカクテルになんか、プロのバーテンダーにとって
 興味もこだわりも無いって。」

とのこと。確かに、小さな子供が何かを発見したからって、それを一緒に
なって「すごいねー」ってほめたり喜んだりすることはあっても、それに対して
どうのこうのこだわることなんて、ありませんよね。プロと素人なんて、
そんなぐらい次元が違うものですし。

という訳で、この「小雪」というカクテルは、オリジナルカクテルのカテゴリに
入ることになりました。

・・・実は、完成からだいぶ経ってこのエピソードのことをすっかり忘れて
しまってて、Hypnotiq 氏と会話が噛み合わなくて「あれ?あれ?」という
こともありました。(そのせつは、すみません(汗)>Hyqnotiq 氏)

それはそうと、ミキソロジー~混酒論~と Hypnotiq 氏、うちのブログの
開設以来3連チャンで名前が出てるな。自分が名前を出しておいて
言うのもなんですが、別に Hypnotiq 氏に傾倒している訳ではありません。
いろんな話を聞いて、それを自分の中で昇華・消化・消火していくのが好きで
こういうブログを始めたのですが、カクテルに関しては一番たくさん話した
かたがこの Hypnotiq 氏でしたので、おのずと登場回数は増えてしまう
訳です。Hypnotiq氏を衆議院選挙に出馬させるための事前活動をして
いる訳ではないので、あしからず。

  (へんな生き物のGIFアニメ by MOMO's page


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