ササハラワックス [チューンナップ]
スキーのワックスというのはある意味宗教のような感じがします。
というのも滑った、滑らなかったというのはあくまで個人の感覚であり、たとえタイムを計っていても、タイム短縮の要素がワックスのみと言い難いからです。また天候や雪のコンディションはスキー場、あるいはスタートからゴールまでの短い距離でも決して一定ではないですよね。
結局ワックスメーカーの選択は、自分がどれだけ信じるかということにかかっていると思います。
私は数年前からササハラワックスを使っています。大きく外すことなくそれなりに滑ると信じていること、そして何よりホットワックス時に気温や雪のコンディションによる選択が必要ないからです。
他の多くのワックスメーカーは、固形ワックスだけでも何種類かラインナップがありますが、ササハラは1種類だけ。これは楽です。テフロンベースワックスのみ。これってパラフィン100%ではなくテフロンが50%です。(浸透するとか、しないとかという議論はあるかと思いますが・・・)
2シーズンぐらい前、ベースやクリーニングとしてブリコのパラフィンを入れてから、ササハラのテフロンベースを塗っていましたが、これがイマイチ滑らない。Tコーチに”ササハラは混ぜない方が滑る”という情報を聞いてから、混ぜるのはやめました。こうしてみると、結構滑る。ますます迷いが無くなってしまった。ベースが高いのが玉に瑕なのだが・・・(^^;
このベースでホットワクシングをしてしまえば、あとは当日のゲレンデコンディションに合わせて、スタート前にペーストを塗る。ペーストはいくつか種類があるが、2種類あればonシーズンはほぼ適用できる。オフシーズン用にもう一つ持っていれば尚良い。このペーストワックス、1個1万円以上するのだが、結構保ちがよい。2シーズンは使える。
先シーズン、このササハラベース+ペーストに加え、ホルメンのSPEED BLOCKを塗ってみた。これがまた滑った。#初回は滑りすぎて転けた(^^;
ササハラのワックスパターンを考えると、パラフィンをベースとして浸透させるという行程がない。むしろやらない方が滑る。となるとパラフィン浸透させることが本当に滑りにつながるのかが少し疑問になってくる。さらにペーストで上っ面だけ滑らせてしまえば、更に滑るわけですわ。
夏の間にシコシコパラフィンでベースづくり・・・この定説は・・・???実は私、一度もパラフィンで夏場にシコシコをやったことがない~(^^;
Vサーモはやったことがある。でも個人的な感想は、滑走面は白くなりにくいけどたいして滑ると思えない・・・
ということで、ズボラな私にぴったりのササハラワックスで今シーズンも勝負です。
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