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LOUDNESS 『EUROBOUNDS -remastered-』 [音楽(レビュー)]

EUROBOUNDS remastered

EUROBOUNDS remastered

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2000/12/21
  • メディア: DVD

 

ここのところのオリジナルメンバーでの活動について

良い意味でも悪い意味でも“賛否”が分かれる彼らではあるが、

それも恐らくこの当時からの活躍があっての事だと思うのだ。

http://www3.live.co.jp/loudness/info/index.html

 

で、このライブアルバムの何が凄いって?

 

 コレは日本でのライブじゃないよ。

ここは、ヨーロッパだよ!!!

 

 

 

 

“世界と戦う”ラウドネス

それは演れた者にしか言えない言葉である。

 

二井原 実、高崎晃、山下昌良、樋口宗孝。

メンバー4人とも凄いのだが、やはりギター・高崎晃(写真)だろう。

その名を知らしめた“世界のAKIRA”

DEEP PURPLEのリッチーに影響を受けたと言われる珠玉のプレイと

ライトタッピングなどの鮮やかなテクニカルメロディで魅了する…。

かのポール・ギルバートも影響を受けたと言われており、

当時、数多くのギターキッズをその音で痺れさせたことが想像できる。

 

現に、今でも外国の方から

「ラウドネス知ってるか?」「アキラ知ってるか?」

稀に聞かれる事もあるのだ。ホントに。

 

収録されている演奏は全8曲と非常にコンパクトではあるが、

この後の本格的世界デビューに向けての勢いさながらに

ヨーロッパの観客を丸呑みするかのような怒涛の迫力がここにある!

 

01.  CRAZY DOCTOR

 今でもライブの一発目なイメージ。

 キャッチーなノリに、これぞ晃”なギターソロ!

 勢いで駆け上がるフレーズが印象的!

 まさにクレイジーなメロディ。聴く側はもっと重症!

 

02.  LONELY PLAYER

 コレかなりハマってましたわ。

 イントロのカッコよさ、そして重たくも妖艶な

 このギターのメロディはとても甘くとろける…。

 そんな「お前の指あそび」~♪

 

03.  MILKY WAY

 何故かこの曲だけ(もしくはSO LONELYだけとか)カラオケに

 登録されているんだけど何故だー???

 これは樋口さんのドラムプレイが聴きでしょう!

 

 ラストのギターのタッピングで昇天する…。

 

04.  DREAM FANTASY

 個人的にはコレは「夢・FANTASY」で行ってほしかった。

 これだけテクニカルだと凄さに笑うしかなかったり。

 ここまでもこれからも超絶タッピングプレイの応酬だが、

 案外と飽きないというか、気持ちは高ぶるばかり。

 土地柄もイイしね。(欧州だけに

 

05.  IN THE MIRROR

 今でも人気の曲の一つ。イントロリフだけでも充分死ねる。

 きっと鏡の前にはこの曲を聴いてノリノリに拳を突き上げている

 そんなアナタが映っているハズだ!

 

06.  ESPER

 「You  are  ESPER!  ESPER!!  ESPER!!!

 …いや、こんな曲を演りきる貴方達の方が

 よっぽどかエスパーですよ♪

 

 これだけ速くてもリズムがしっかりしているのがミソ!

 

07.  SPEED

 その名がその曲を表す典型。

 勢いに乗った疾走感がたまらんたまらん。

 ベースソロとギターソロの絡みが大好き☆

 

08.  LOUDNESS

 ラウドネス”なら「ラウドネス」だろう。 

 そんなアナタも『ラウドネス』!!!

 

 

日本人アーティストの海外進出で足かせになっていると

言われている事でよく挙げられるのが、

アーティストの持つ音楽性が受け入れられるかどうか

海外に向けての資金面などがある。

しかしながら、一番危惧されているのは

 

英語が流暢に話せるかどうか

 

ではないだろうか。

 

 

でも、コレを聴けばわかる。コレを観ればもっとわかる。

 

英語の発音どころか日本語の歌詞をそのまま歌い切り、

それに歓声を送るヨーロッパの人々がそこに在るのだ。

もしかしたら、発音なんてどうでもイイのかも知れない。

各々の求める音楽が優れていれば伝わるのだろう。

 

今年の7月にドイツでの“メタルの祭典”

『EARTHSHAKER FESTIVAL』で再び世界に羽ばたいた彼ら。

このDVDの頃よりもへヴィに変貌した彼らに異論があるだろうが、

やはりあの会場での盛り上がりの様子を見れば

やはり彼らは“流石だ!”と感じるぞ。

 

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  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
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コメント 6

昔のライブアルバムのCRAZY DOCTORでの二井原の台詞が
「高崎晃のぉーっ!CRAZY DOCTOR!」って聞えるのは
俺だけでしょうか?何回聴いても、
高崎晃のCRAZY DOCTORと聞えます・・・・

どうでもイイですね
by (2005-10-31 11:46) 

鎚鋸

>ken4lowさま
えーと、どの部分の歌詞でしょうか(笑
空耳する前に歌詞を覚えてしまったので、
全く見当つかないです…(^^;)

しかしながら、二井原さん歌い方は独特ですからね。
この間、彼らの曲を“洋楽”と称して聴かせたら、
「日本語っぽい歌い方する人だね」と言われました。
…日本語の曲ですら(笑
by 鎚鋸 (2005-10-31 21:37) 

おぉ・・・
Loudnessじゃ~ないですか!
よく聴いてたなぁ、『撃剣霊化』とか『魔界典章』とか・・・
by (2005-11-01 00:57) 

鎚鋸

>へなちょこカウボーイズさま
ありがとうございます!!
ちょうど『撃剣霊化』や『魔界典章』の頃なので、
私も好きなのですよ。
でも、ライブならではの盛り上がりがある分、
こちらの方がカッコよく感じるのですよね☆

別件で事後報告で申し訳ないのですが、
ハロウィンネタで一つトラックバックさせていただきました。
駄文で申し訳ないのですが、宜しくお願いします。
by 鎚鋸 (2005-11-01 01:36) 

camel_mild_since_1913

18の頃、中野サンプラザにいったことあるでよw
当時ジャパメタのひとと知り合いが多くてね。
当時の彼女があるジャパメタ・バンドのメンバーだったからということもあるんだけれどねw
by camel_mild_since_1913 (2006-01-12 03:33) 

鎚鋸

>CAMEL MILDさま
いつもお世話になります!
そんな繋がりがあって羨ましいです~。
“あるジャパメタ・バンド”が気になりますw
by 鎚鋸 (2006-01-12 21:33) 

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