親知らずが生えてきた [日々の暮らし]
なんだか口の中に違和感を感じていたが、とうとう生えてきた、親知らず。
30も過ぎて、歯が生えてくるなんて異様だが、やはりこのときがやってきた。
初めて親知らずを認識したのが25歳。仕事で過大なストレスを抱えて1ヶ月経ったお盆の頃、
やたらと顔が痛かったんで、整形外科に行ってみたところ、
親知らずです、といわれ、重傷なんで、大学病院の口腔外科とやらを紹介された。
恐る恐る行ってみると、口腔外科なだけに、ものすごい先進機器が大量にあり、
それを見ただけで、恐怖倍増。
このメカで私の親知らずが抜かれるのかと思うと、寒気がした。
で、診察してもらったら、
「まだ生えてませんが、痛みがひどいならば、この際抜いちゃいましょう。」
と、マスク越しにニッコリされて、さらにぞっとした。
そこ、笑うところじゃありません!!
「3日間、痛み止めを差し上げますんで、その間に決断してください。」と言われたが、
1日、薬を飲んだらすっかりよくなって、その後忘れていたんだ。
そして、やはり恐怖の時がやってきた。
とうとう、生えてきたんで、抜かなきゃならんのか・・・。
なぜこんなに恐怖に思っているかというと、私が子供の頃、
両親ともに親知らずを抜き、彼ら2~3日、寝込んでいたのを目の当たりにしているのである。
二人の血を引いた私、間違えなく寝込むに違いない。
あーやだやだ、一人暮らしなのに、歯を抜いて寝込むなんてありえない。
顔が腫れたら、会社にもいけない。
未だに勇気がなくて、歯医者にいけない私であった。
2006-06-06 00:39
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