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ピュアでクリーンな印象のグリーン・ポイント [スパークリングワイン]

1986年、由緒あるシャンパン・ハウス『モエ・エ・シャンドン社』が、オーストラリアのヴィクトリア州ヤラヴァレーに土地を購入。栽培から醸造に至るまで本家のシャンパン造りそのままに素晴らしいスパークリングワイン('90年代後半からスティルワインにも着手)を生産しています。
>>>グリーン・ポイントのフィロソフィー

クリコ夫人が原型を考案したと言われるピュピトル  グリーン・ポイントのフル・ラインアップ
  

先日のカレッジ、第1回シャンパン編では定番シャンパン3アイテムの中に「グリ-ン・ポイント」の2002年ヴィンテージを入れて試しました。スパークリングワインの中でも相当の力があると確信していたこと、加えて4番目に出すことで、その実力を確認してみたいと思ったからです。

グリーンを含んだ輝きのあるイエローの色調、細やかな気泡、レモンやグレープフルーツ等の爽やかな柑橘系果実、蜜の風味やヴァニラ味のビスケット、白胡椒のようなスパイシーさ、熟成によってワインに溶け込んだ泡の舌触りはとても柔らかく上品でした。

酸の豊かさは④から逆に番号の若い順に戻ってテイスティングしてみることで、より明確に感じることができました。“ピュアでクリーンな印象”の素敵なワインだと実感しました。
だだひとつ、③のマムに感じたような“微妙な複雑味”をグリーン・ポイントから探し出すことがなかなかできなくて・・・。これは、シャンパーニュ地方に長く住み着いている “酵母”の違いなのかな、と思ったりしていた私です。


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