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5月18日のおやつは、本わらび餅。黄な粉に黒蜜をたっぷりと。銀座、佐人。 [グルメ]

おやつには、ちょっと早いけれど、昼ごはんの後の、
デザートは、本わらび餅。

ご存知かと思いますが、
多くの場合、市販されているわらび餅は、
あの山菜のわらびの根からとれる
わらび粉をほとんど使っていません。

大抵は、じゃがいもからとった澱粉などを混ぜて作られています。
ほんの少しだけわらび粉を混ぜて、わらび餅と称しているのですね。

他の食品だと大きな問題になると思うのですが、
一応、わらび餅の場合は、許されているよう。
(くず餅も同じ。
飯島愛さん引退から、くず餅、花粉症にいたるまで》)

だから、逆に本当のわらび粉を使っている場合は、
区別して本わらび餅などと表記することがあります。
(なんだか変な話ですけれど)

なぜ、わらびの粉を使わないか?

それは、単純にコストの問題です。
わらびの根からとるわらび粉は、作るのに手間と時間がかかるため、
生産量が少なく、非常に高いのです。
(一般には、芋澱粉、海藻由来の増粘剤、寒天などで水増しされている)

本物のわらび粉がどれくらいするか、
知りたい方は確かめてみてください。
一度は食べたい!本物の味特上わらび餅粉 200g(わらび粉100%)

しかし、本来のわらび粉で作ったわらび餅は、独特の風味があり、
とろとろっととろける食感なのですね。
(これは、原料だけでなく、水加減と練り具合にも関係するそう)

昔、子どもの頃、荷台に箱をつけた自転車をひいたおじさんが、
わらび餅を売りに来ていました。
あのわらび餅はどう考えても、本わらび粉を潤沢に使ったものでは
なかったと思います。が、今、その辺りで売っているものより、
風味があって、味わい深かったなー。
思い出が味を良くしているのかも。

もう一つ、小さい時のわらび餅と言えば、駄菓子屋のそれ。
わらび粉など一切入っていない真っ白な小判形のもの。
あれを、もう一度、食べてみたいとも思うのですね。
ノスタルジーでしょうけれど。
どこに行ったのかなー?

ところで昔は、黄な粉だけで、黒蜜はかけなかったような。
今は、わらび餅自体の甘さが控え目なことが多いので、
黄な粉と黒蜜をかけていただきますね。
しかし、ちゃんとした本わらび餅の場合、
香りを感じるため、黄な粉のみが多いですかね。

「いーくちこむ、e-cuchi.com」の「わらび餅部門」で
グランプリに輝いた「わらび餅」。
ちょっと茶色っぽいわらび粉をふんだんに使ったもの。
芦屋の手練り本わらび餅深いりきな粉・1ケ箱

わらび餅の美味しい甘味処は色々ありますが、
意外なところを一つ。

銀座の「茶遊処 銀座 佐人」。
日本茶を味わうお店ですが、甘味もいいのですよ。

こちらの特選わらび餅は、ふるふるとやわらかなのに弾力があります。
けれど口の中に入れると、すっととけて消えるのですね。
(毎日、女将が手作りされているとか)

中央区銀座6-11-14 アセンド銀座六丁目地下1階
電話03-5537-1245

カワサキ機工株式会社のサイト「お茶街道」内、
緑茶喫茶ガイド17.銀座佐人(さじん)東京都中央区銀座
店内の詳しい様子とお茶、甘味、もちろん「特選わらび餅」が紹介されています。

追記(自分用のメモ)
天のや、長門(東西、日本橋)、
茗荷谷一幸庵←青山、紅谷。
栗入り


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