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近所にバスク地方のバルがオープン。卵料理、美食倶楽部 [旅行]

東京ほど、世界各地の料理が手軽に食べられる都市はないと思います。
イタリア料理もピエモンテ、シチリア、トスカーナと郷土別のお店があります。
ネパール料理、クロアチア料理の店だってある。

仕事場の近くに、バスク料理の店が出来ました。
SPANISH BAR SOL VASCO》ぐるなびの紹介サイト
同じく人形町にあるスパニッシュバルSoLの二号店
(生ハム、マンチェゴ アルテサーノというチーズなどもあり。名物は
ランチ限定の黒いスパニッシュカレー。焼きカレー。スペインか?)

バスク地方は、フランスとスペインにまたがる地域。
日本では、バスク帽、牛追い祭り、過激な独立運動などで知られていますね。
画家ピカソが愛用していたボーダー柄のシャツや、
シードルなどもこの地方の名産です。
(ノルマンディのシードルに比べ、甘みが少ない。独特の苦味と酸味があり、
バスク地方では、調味料としても使われる)

バスクは、美食の郷でもあるのです。

クウネルku:nel》という雑誌があり、
そこに料理研究家の長尾智子さんという方が、
バスクの連載をされていました。
それをまとめたものが《わたしとバスク》という本となり、2006年暮れ出版。

その中には、バスクの様々な郷土料理が紹介されています。
例えば、ピベラードpiperadeという卵料理。
これは、フライパンに脂(がちょうの脂だそう)を入れ、ピーマン、
赤ピーマン、トマトを炒め、卵を加えスクランブルエッグ状態にしあげたもの。
卵大好きなあたしとしては、家でも作りたい。が、がちょうの脂が…。

フランス側のバスク料理を食べたい場合は、骨董通りにある、
《ローブリューLAUBURU》 港区南青山6ー8ー18 電話03-3498-1314

こちらは、フレンチのお店として紹介されていることが多いのですが、
バスク地方の料理です。(シェフが修行したフランス側のバスク料理)
店名のローブリューは、バスクのシンボルの名前。四頭十字だとのこと。
バスクの4つの地方と、人間を構成する四要素、四季の太陽などを
示すのだそうです。

量が多いので、お友達と連れ立って、豚を食べろ! 食い尽くせ!

カフェグローブ内のマテスク里佐 さんのブログバスクの砂糖壷》には
お菓子、料理をはじめ、バスク情報が数多く記されています。

もともとバスクに興味を持ったのは、ピカソを通じて。
調べているうちに、バスクには、男性だけが入会を許される
美食倶楽部があると知りました。

地球の歩き方内、《スペイン バスク地方の食都で料理講習と食べ歩きを
楽しむグルメ三昧の旅
》の中にも、
この美食倶楽部のことが触れられています。

男性限定の会員制の料理クラブなんて、その響きにひかれますね。

自分で作って、おしゃべりを楽しみながら食べる。
ああ、理想だなー。
なんて言ったら、女性に叱られるか。
上の記事内にもあるように、美食倶楽部は平日は、
女性にも開放しているよう。

あ、映画《サン・ジャックへの道》の感想と、
バスク地方のことも書こうと思ったのに、時間が…。
 
とりあえず、スパニッシュカレーを食べにいくか。
限定のチーズオムレツも捨てがたいが…。

個人メモ
サンディアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道


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