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日本のそら豆、イタリアのファーヴェ。春ですねー。 [グルメ]

イタリア・ローマなどから、現在、お友達と、そのまたお友達が来日中。
まだ友達の友達には会っていないけれど、
すでに新宿の某量販店で、カメラ類を爆買い?したとのこと。
恐ろしい。

で、ローマの友達が、街の八百屋で「そら豆」を見かけて、
「日本にもファーヴェfaveがある」と一言。
(favaが単数形。faveは複数形)

ありますとも。でもね、二つはちょっと違うんです。

faveファーヴェは、日本のそら豆に比べて、
さやが長くて、一つのさやに豆がたくさん入っています。
それと皮が柔らかいように感じます。

食べ方として変わっているのは、
イタリア(ローマ)では、生でも食べること。

ペコリーノというチーズと一緒に食べることが多いですね。
甘みと青臭さがあるファーヴェと塩味のペコリーノを交互に食べると、
ああ、春だなーと感じるそう。
(日本でも本格的に出回るのは、5月。イタリアでも5月が旬)

羊の乳で作ったペコリーノ。生産地が後ろにつきます。
【ペコリーノ・ロマーノ(100g)】DOP

日本のイタリア料理店でも、最近出されるようになりました。
日本でもファーヴェが栽培されるようになったから。

例えば、スプラウトを各種販売している村上農園は、
ファ-ヴェも小売しているようです。
村上農園の商品ラインナップ》(一番下に掲載されています)

後、使い方としては、ゆでてパスタとあわせる。
リゾットにするなどがあります。

パスタは、ロングパスタより、ショートパスタ。
蝶々の形をしたファルファッレを使うと春らしいかも。
一部をつぶしてペースト状にするとパスタによりからんで、
いいと思います。

小麦の栽培からパスタの製造まで伝統に従った方法で
行っているマルケ州の農業協同組合「ラ・テラ・エ・イル・チェロ」の製品。
オーガニック ファルファッレ 500g

好きなのは、ペーストにすること。
ゆでて、塩、オリーブオイル、ビネガー、(白)胡椒、ミント、
(お好みで、オリーブなどを加えてもよし)などと一緒に、
フードプロセッサーでつぶします。

バゲットを適当な厚さにきり、焼いた後、
生のにんにくをすりつけた上に、ペーストを。
(またさらにペコリーノをのせて、食べてもいい)
(クロスチーニですね)
これは、ワインがすすむ前菜となります。

スーパーや八百屋さんで見かけたら、お試しあれ。
生以外のものは、日本のそら豆でももちろんOK。

もっとちゃんとレシピを知りたいという方は、
京都の《il pacioccone》のシェフが写真つきで作り方を
ブログに書いていらっしゃいます。
《シェフのまかないレシピ》の《そら豆のクロスティーニ
(2006年5月30日。やっぱり5月か…。店名のpaciocconeとは、
 「太って温厚な人」のこと)


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nikitoki

幕張で開かれている「フーデックス」に、マルケ州の農協アルチェネロ協同組合が出展中。代表ジーノ・ジロロモーニさんは、イタリアの有機農業のリーダー。4月下旬には、自らの名前を冠した「ジロロモーニ」
というブランドの製品が発売される。
by nikitoki (2007-03-15 12:13) 

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