世界一安全な航空会社ｂｍｉのお得な「ディスカバー・ヨーロッパ・エアパス」 [旅行]
2月20日発売されたＮｅｗｓｗｅｅｋ２．２８日号の
トップ特集は、《航空会社安全ランキング》。
（表紙は、《危ない航空会社ランキング》）
事故実績、機種編成、空港、管制など8つの指標で、
300社の実力を徹底検証したランキングが。
その1位は、ｂｍｉという会社。
(２００６年はルフトハンザ航空が１位。今年は12位）
ｂｍｉは、イギリスの航空会社。
イギリスからヨーロッパ、中東、アメリカへの路線を持っています。
ブリティッシュ・ミッドランド航空。
日本に路線がないので、一般の人には余りなじみがないかもしれません。
しかしスターアライアンス加盟航空会社なので、
スターアライアンスのマイレージに加入している方は、多分、ご存知でしょう。
《日本では現在、非常に便利で割安な円建ての周遊券「ディスカバー・ヨーロ
ッパ・エアパス」を販売しています。 1区間（片道）12,000円、17,000円と20,000円の3種類。1区間からでも予約・購入ができます。またスター アラ
イアンスの利点を活かして、ルフトハンザ ドイツ航空とのコードシェア便にも
適用可能区間がございます。ヨーロッパ満喫の旅に、ぜひご利用ください。》
イギリス内や、イギリスから大陸を周遊なんてときには非常に便利です。
マイレージは、独自のものも持っていますが、
加入は、ヨーロッパ在住者のみ。
しかしスターアライアンス各社に加算できます。(ユナイテッド、ＡＮＡなど）
イギリスには、Ryanair、Easyjet、Go-Fly、Virgin Expressなどの
格安航空会社があり、航空業界は激しい競争を繰り広げています。
スーパーの安売りかと思うような安い値段が示され、驚くことも。
けれど、格安航空会社の便は、時間帯、便数、使用空港などの制約があり、
日本からの旅行者に使いにくい場合があるのも確か。
その中、ブリティッシュミッドランド航空は、航空雑誌などで
様々な賞を受賞していて、便利さ、安全面での評価は高いのです。
さらにたとえばロンドンからアイルランドへの往復を考えた場合、
Aer Lingus、Ryanairとｂｍｉの三社から選ぶことになります。
(先のランキングでライアンエアは5位）
市内か空港までの地下鉄、バスなどの運賃、時間などを
総合的に考えた場合、意外にもｂｍｉが一番、お得だったりします。
特集は、ＪＡＬ、ＡＮＡについて、機内食、客室乗務員ベスト５なども。
旅行好き、航空会社に興味がある人には面白いかも。
同号の中で面白かったのは、《携帯普及でインドお見合い事情大激変》。
先日の、日経の記事と同じ趣旨の記事も。
恋愛、結婚に関し、宗教や社会慣習が大きな縛りがあるインド
（や中東の国々）。けれど、携帯、メールがそれを変えようとしているんですね。
記事以外で興味を引いたのは、今号から、
ニューズウィーク日本版は、Fujisan.co.jpで
《ニューズウィーク日本版 Digital》の配信を始めたこと。
現在、キャンペーン中。
《2007年2月21日（水）から9月4日（火）の間、『ニューズウィーク日本版』を
ご購入いただいた方に、デジタル版1号を無料で差し上げます。》
紙の雑誌とまったく同じ内容をFujisan Readerというフリーツ－ルを
使うことによって、ダウンロード、閲覧できるというサービスです。
これは、他の雑誌でも行なっていますが、なかなか良さそうですね。
現在、雑誌業界は、紙からデジタルに移行している最中。
デジタルは、場所を選ばず(電気と回線があれば）どこでもダウンロードし、
閲覧できるという大きな利点があります。
保存場所もとらないし、検索もできるし。
でも手にとって質感も楽しめる紙の良さも捨てがたい。
要はコンテンツが良ければ売れるということでしょう。
まるごと1冊もいいけど、記事ごとの販売も実施して欲しいな。
2月22日、東京新聞朝刊、《ニューズウィーク「安全度ランキング」 危ない？ 日本の航空会社 企業側「どうして？基準分からぬ」 評論家「第三者評価 励みになる」》。38位エアーニッポン、43位全日空、49位日本エアコミューター、52位日本航空インターナショナル、123位スカイマーク。低い評価に日本の航空会社がなぜと。この「危ない航空会社ランキング」は、〝破格〟の売れ行きとか。
by nikitoki (2007-02-22 12:40)