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「銀のキス」個別感想 [┣Studio Life]

というわけで、今日は、個別役者感想を含め、細かいとこの話を。

Vita編(Vitaを先に観ているので、演出等への感想は、こちらにまとめて書いております)
・現代アメリカが舞台なのに、登場人物の衣装など、完全に日本の高校生。これは、「Mind Traveller」でも思ったのだが、日本の高校生っぽく見えるくらいなら、少し違うものを出した方が、アメリカの高校生はこうなのか?と逆に思うんじゃないか、という気がする。
松本くん(ゾーイ役)の髪形は自然で可愛かったアメリカの女子高校生には見えなかったが。
林さん(ゾーイの母役)の演技が光った
山本さん(サイモン役)、歩き方も、演技も変だった。変=ダメっていう意味ではないが。人間じゃない役なだけに。
会社員も日本のサラリーマン風だった。だめじゃん。
・ゾーイとサイモンの最初の2回の出会いがどちらも満月というのが、変に思った。同じ夜ではないし、かといって1ヵ月後でもない。
・サイモンの持ってきた絵を見せる場面などで、映像がうまい使われ方をしていた。こういうのは小劇場ならではの演出だろう。
ダンサーな山本さんだからなのか、すり足で上半身が動かずに移動する。それが不気味というよりは、笑えるのがちょっと…
・ちなみに公演のたびに、いろいろな芸能人に似ている気がする、山本さん、この公演では、新庄に似ていたような…。
・戦う松本くんめちゃくちゃ強い。(これは、夏の夜…の時にも思ったけど)
女の友情もしっかりと描かれているドラマだと思った。関戸くん(ゾーイの親友・ロレイン役)って、こういう地味なキャラがうまいなぁ。

Anima編
・ロレイン役は吉田くん。関戸くんの役だったせいか、顔が濃い!
曽世さんのサイモンは、かっこいいかも
ふなみん(ゾーイ役)、ウェストがきゅん!と細い…。ありえなーい。
・高校生軍団の一人、三上くんは、巻きスカートを飾りピンで留めてて、すっごい可愛いの。足も綺麗だし、ほんと、ありえないよ。
ふなみんのゾーイは気が強いイメージ
・クリストファーの荒木くんは、でかい。でも、クリストファーの不気味な雰囲気がすごく出ている。
関戸くんの看護士、すっげーこわかった
林―舟見の親子演技は、ライフ女形芸の完成版という気がした。ここまで自然なのはどうよ?っていう気もしないではないが。
・一方、高根さんはパパには見えなかった。それだけ色気があるってことかな?(言いすぎ)
・夜の公演に出ている娼婦と客。この客を演じているのが、反対公演で主役を演じている二人。Animaだと山本・松本が客。松本の男役、やんちゃで可愛い。
・サイモンがクリストファーと対決すると、戦っていないのに、勝手にやられてしまっているように見えるのは何故なんだろうか?その辺、ちゃんと説明されているともっとわかりやすい。
船戸さんのフォン・グラブは、めちゃくちゃ、いやらしーい(笑)
ふなみんのゾーイは気が強いが、戦う時も、女らしくてすてき
しかも、腰が細いし。サイモンの腕がすっかり腰に回ってるもの。
ロレインとゾーイの友情がすごくいい。松本―関戸もじゅうぶんよかったが、舟見―吉田は、本当の親友に見える。相手に気を遣いながら、自分にも正直でいることって、若いうちはすごく難しい。そうしてぶつかり合って、だんだん本当の親友になっていくという過程が、すごく納得できる演技だった。

演技者にはかなり満足したものの、作品の重さ、相変わらずの長時間上演、休憩時間の短さで、リピートはし難かった再演はしなくてもいいです。
いや、感動したんですけどね…。

【去年の今日】
祐飛さんお茶会のレポートを思い出しながらようやく…。
よくこれだけ憶えていたな…とわれながら驚く。


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