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昨日は、理研の脳科学研究センター10周年記念展示会に行ってきました。 [双極性障害]

 一昨日台風で行けなかった、独立行政法人 理化学研究所 脳科学総合研究センター
の10周年記念展示会「ゆめみる脳科学」に行って来た。JR山手線から地下鉄半蔵門
線に乗り換えて、表参道で降りた。未だ少し開館までに時間が有ったので、近くの母校
A大学のAキャンパスに行って見た。約30年前にこのキャンパスで教養課程を習った事が
思い出された。大学内の建物は当然ながら、その当時と大きく変わったが、門構え等は
変わってい無かった。未だ時間が余っていたので、地下鉄に近いカフェで、お昼として、
サンドウィッチとカフェオレを飲食した。会場のスパイラルビルに行き、受付でパンフレット
を貰い、お目当てで有る、
 躁うつ病(双極性障害)のブースに行った。説明してくれた、
研究者から早分かり「躁うつ病」(特に、大うつ病(単極性うつ病)との違い、即ち、大うつ病
は症状はうつ状態のみだが、躁うつ病は躁状態・うつ状態が有り、経過は大うつ病は、半数
は1回のみだが、躁うつ病は再発を繰り返す、発症年齢は大うつ病は2つのピーク(約30歳と
50歳)に対して、躁うつ病は平均約30歳である。発症率は、大うつ病は15%(女>男)に対して、
躁うつ病は約1%(男=女)であり、治療薬は大うつ病は抗うつ薬に対して、
躁うつ病は気分安定薬(リチウムやバルプロ酸等)。治療期間は、大うつ病は6ヶ月~1年に対して
躁うつ病は生涯にわたる予防が必要である。原因としては、大うつ病はストレス・養育等
に対して、躁うつ病は遺伝的体質とされる。URL:http://www.brain.riken.jp/labs/mdmd/
展示パネルの下の段には、DNAマイクロアレイが沢山並べてあった。
隣には、ミトコンドリアDNAを組み替えられた、躁うつ病の疾患モデルマウスがしきりに
輪を回していた。
 少し経って、チームリーダーの加藤先生もいらして、説明をしてくれた。
治療薬ラモトリジンの事とか、エピジェネティクス研究(1卵生双生児のDNAのメチル化)
等の興味の有る内容の話を聞けた。
 隣のブースでは「分子レベルで心の病を科学する?投合失調症と気分障害の遺伝子解析」
解析結果、投合失調症はカルシニューリンと言う、細胞内蛋白質(酵素)の遺伝子複数を
同定する事が出来て、(PPP3CC遺伝子)、カルシニューリンはドーパミン神経伝達や
グルタミン酸神経伝達を調節する作用がある。
 双極性障害については、遺伝子解析の結果、イノシトールモノホスファターゼ(IMPA)遺伝子
の上流部分に変異が有る、遺伝子産物、IMPA2について、酵素学的に研究した所、
IMPA1に対してIMPA2は1/20しか活性が無く、
色々な基質親和性についてかなりの違いがあり、Mg+に対する活性発現にも違いが有る。
さらに気分安定薬リチウムの抑制も違いが有る。この酵素の立体構造は殆ど似通っているが、
サブストレイト(基質)の結合部位は、IMPA2の方が広い事が解った。
その後、アクソナルトランスポートのブースに行き、興味ある話を聴いた。

 会場でコーヒーを飲み、半蔵門線で急行が来たので、大回りながら、二子玉川まで行き、
大井町線に乗り換えて、旗の台に行き、S大病院に妻を見舞った。
元気そうだった、本当は良くないのであるが、売店でハーゲンダッツのアイスクリームを
買ってきて、食べた。

 夕方帰途に着いた、途中、スーパーで買い物をする、
玉葱、人参、ジャガイモ(男爵)、細ねぎ、シャウエッセンウインナー、ビアソセージ
芋焼酎、「黒霧島」25度を買う。
 夕食前に、美容院のマスターがメロンを2個持って来てくれた。色々と話す。
夕食は、M肉屋のヒレかつ4つだった、少し量が多かったが、久し振りなので、
美味しく食べられた。
疲れて、11:30頃まで寝てしまった。風呂に入り、就眠薬を飲み本格的に寝る。

 今日も、3:45頃起きた、早朝覚醒である、冷たい麦茶2杯を飲み、薬を詰める。
ドリップコーヒー(ブルーマウンテンブレンド)を煎れ、生クリーム、と牛乳を入れ、
飲みながら、このブログを更新している。

根津神社のつつじ、ニコンD70+AF-SVRマイクロニッコールED105mmF2.8


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