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セロファンテープ。 [みる‐ミタリヨンダリ‐。]

以前働いていた職場での出来事

その頃ワタシは20代前半
入ってきた新人は30代のオネエサマ
「これってどうやって交換するの?」
手元を見たワタシ
「????」

・・・・セロハンテープ交換した事が

ない


経験は大事です
彼女はそれまでの人生の中で
丸い半透明の
この物体を交換する機会に恵まれなかった
あの瞬間
初体験の現場に居た事になるのだなぁ

友人にこの話をしたら
同じような事を体験していた
海外で暮らしていた友人の知り合い
日本に戻った際
外国のそれとは異なっている缶切りを
使えなかったのだ



【陰摩羅鬼の瑕】はそんなお話
って言ったら怒られる? 笑

関口が
度々思い返していた雑司ヶ谷の事件
うだる暑さと哀しみを感じたあの話と比べてしまう
初めて読んだ京極作品だったから
あの衝撃は温度とともに何度でもやってくる

読んだのも夏だったのか?

瑕は温かった


伊庭銀さん
多々良先生の出る事件は知らないのよ
むむむ



文庫版 陰摩羅鬼の瑕

文庫版 陰摩羅鬼の瑕

  • 作者: 京極 夏彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/09/16
  • メディア: 文庫


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コメント 2

sknys

こにゃさん、こんばんは。
この記事はズッと気になっていました。
『陰摩羅鬼の瑕』については何度かコメントしたのですが、
もう1度だけ感想を述べておきます。

設定そのものに無理があったのでは?
‥‥動物だって自分の「死」は分からなくても、
仲間の「死」は本能的に察するのではないか。

500頁(ノベルス判)読まないと「殺人事件」が起こらない構成も
ミステリとして、どうでしょうか
最近の「京極堂シリーズ」は長編より、薔薇十字探偵が活躍する中編
‥‥「招き猫」や「即身仏」の方が面白いと思うのですが^^
by sknys (2007-05-25 01:28) 

こにゃ

☆sknysサマ☆ こんばんにゃ^^
スニさんのコメント、浅く読んでしまうワタシにはドキっします^^;

本能では解っていても理解するには経験(と、知識?)。
ただ自ら「死」は体験できない。
この、おっさんに誰か一言言い聞かせておいてくれれば
問題なかっただけなのに。
不運が重なり重なり、伯爵の知識は別の次元に。
悪意がなければそれで良いのか~で拍子抜けでした。
う~ん。犯人探しはどうでもいい哀しいお話で、たしかにミステリとしては、、、、、。

はい!薔薇十字探偵シリーズは面白いと思います♪
(で、何で“器”なのでしょう?気になってます(笑))
そうそう、薦められた『火車』先月買いました!←まだ読んでません^^;
by こにゃ (2007-05-25 20:41) 

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