金柑シロップ煮 [▼ゆりくまの台所]
■□■金柑シロップ煮■□■
冬ですねーー。気象庁も今年は厳冬の宣言をしたようですし、風邪対策に金柑シロップ煮を作ることにします。
以前、摘みたてが手に入る環境だったときには大量に作っていました。関東に引っ越してからは初めてです。摘むときにはよく熟したのばかり使っていたので非常に柔らかくできてたのですが、買うものはあと一歩というか、皮が薄くて硬いのが多いですね。
駅前の青果店で350円、23個でした。
材料
金柑 23個 :煮込みに使う鍋に、重ならないように入れられる個数
シロップ:体積で、水3:グラニュー糖 2
今回は水を湯飲み3杯、グラニュー糖2杯でした。上の鍋で金柑がプカプカ浮くくらいの深さが必要です。溶かした状態で 鍋の目盛の500ccくらいだったかな。
道具: ナイフ、竹串、なべ、落し蓋(紙)、保存用の瓶
下準備
よく水洗いした金柑のヘタを取り、縦に5ー7本(適当)切り目を入れます。
軽く上下を押して柔らかくしてから、全部の切り込みに竹串を差し込んで種を取り出します。
多いときは実1個に10個くらいあるので、よくホジホジして全部見つけだしましょう。写真のは8個でした。
種を出し終わったらたっぷりの水(分量外)で茹でて灰汁抜きをします。水から火にかけて、沸騰したらすぐ止めて、お湯を切っておきます。
シロップで煮ます
シロップ用の水とグラニュー糖を火にかけ、煮立てます。グラニュー糖が溶ければOK。煮詰める必要はありません。
シロップに金柑を入れ、沸騰したら弱火にして、紙(キッチンペーパーで可)の落とし蓋をして40-50分煮ます。今回は百均のアク取りシートを使ってみました(写真)。この落とし蓋は浮いている金柑が常にシロップに触れているようにするためのものなので、水を吸う素材の方がいいと思います。この間は煮詰まり過ぎないように、火加減はごく弱火に。
40-50分煮たら落とし蓋をとり、弱火で煮詰めていきます。シロップにとろみがついて、金柑の上が1/4くらい出る程度まで煮詰まったら火を止め、熱いうちに瓶に移します(シロップが固くなると移しにくいので)。
冷めたら冷蔵庫で保存します。
実をそのままお茶請けにいただいたり、シロップをお湯で割って飲んだりしますが、一番好きなのはシロップお湯割に実も入れて、実をグチャグチャつぶしてしまう飲み方です(崩した実も食べます)。ゆず茶みたいな感じですね。
ところではじめに取った種ですが、これを水につけておくとまわりの水がぷるぷるの物質になります。このぷるぷるを手にとってすりこむと、さらっとなじんで肌が柔らかくなる感じがします。
このときだけのお楽しみです。
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今年はうちも金柑のシロップ煮を作ろうかなと思っています。
一昨年は焼酎に浸けたのですが。
やっぱりシロップ煮の方がいいなあと思って。
by メイプルハウス (2005-12-25 16:38)