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ワールドカップ中間レポート [サッカー観戦]

ワールドカップも残り8試合。ベスト8までが決定した。
日本は予選敗退。新聞の一面は野球に戻り、マスコミは既にワールドカップを過去の物にしようとしている感があるが、本番はこれからである。

今回は大番狂わせが少なく、決勝トーナメントまではけっこう順当であったように思われる。
チェコの予選敗退はかなり予想外だったけど、前大会のアルゼンチンとフランス(オレサマ個人としてはポルトガルも含む)の予選落ちに比べれば大したことはない。
オレサマとしては一押しのポルトガル。そしてアルゼンチンがベスト8まで生き残っているのは嬉しい限りである。
そして開幕直前予想で候補としたフランスも残っているのも嬉しいかな。

ここから準々決勝の予想。

アルゼンチンvsドイツ
アルゼンチンはメキシコには苦戦したが、内容を見ている限りは今大会で一番良いサッカーをしている。
粘り強い守備、多彩なパスワーク、決定力のある攻撃陣。かなりバランスの良いチームである。
心配事はチーム全体がリケルメの調子に左右されやすいこと。
リケルメは守備もしなければ運動量の少ないプレイヤーだが、あのキープ力とタイミングの良い正確なパスでアルゼンチンの攻撃を組み立てている。
現に今のアルゼンチンの攻撃はボールを奪ったら、まずリケルメに当てることがお約束になっているかの如くリケルメを経由しているパターンが多い。
ドイツもそれが解っている以上、彼には厳しいマークをつけることが予想できる。
開始早々にシュバインシュタイガー辺りに削られそうな予感も・・・(苦笑)。
まぁ、アイマールやらメッシやら選手層もやたらに厚いんで、攻撃力が激減することは考えにくいけどね。

ドイツは攻撃陣が好調。
開幕前はちぐはぐだった守備も徐々に改善しているように思える。
とはいえ、あのアルゼンチンの攻撃に耐えられるか?となると分が悪いとしか言えないだろう。
あとは開催国ならではの有利さに期待するしかないか・・・。

勝率はアルゼンチン(70%)-ドイツ(30%)と予測する。

イタリアvsウクライナ
どちらも守備は堅いが得点力不足なチームの対決である。
地力で言えばイタリアなのは間違いないが・・・。
次戦はネスタを怪我、マテラッティが出場停止なのも痛い。
とはいえ、セリエA所属メンバーがほとんどのイタリア。シェバの相手も慣れていると思われる。
やはりイタリア有利は崩せないかな?
まず先取点を取ったチームが勝つような展開が想像できる。

勝率はイタリア(80%)-ウクライナ(20%)と予測する。

イングランドvsポルトガル
オーウェンを怪我で欠き、ルーニーの1トップもイマイチ機能していないイングランド。
得点力不足は目立つが、A.コール&テリー&ファーディナンド&G.ネビルで構成される守備力は健在である。

対する我がポルトガル。
何とかC.ロナウドの怪我は大丈夫そうだが、デコ&コスティーニャの欠場は痛い。
とはいえ、交代選手の層もネームバリューはないが遜色ないと考えている。

さらに実はポルトガルも守備が得意なチームである。
ヌノ・バレンテ&R.カルヴァーニョ&F.メイラ&ミゲルで構成されるDFラインはネームバリューこそ他チームに負けているが、かなり堅実な守備を見せている。

問題点はC.ロナウドが空回り気味、パウレタも攻撃の組立ては問題ないが、最後の決定的な仕事がなかなか出来ていない部分が気になる。
またイングランドのDFラインはC.ロナウドの欠点を知り尽くしているはず・・・彼がここぞ!といった場面以外は個人プレーを封印できるかもカギになると考える。

個人的にはルイ・コスタが入れば・・・今大会は同年代(ジダン、ネドヴェド、フィーゴ、コクーの活躍も目立つし、まだまだイケそうな気がするんだけどなぁ・・・)

勝率はイングランド(20%)-ポルトガル(80%)と予測する。・・・希望をこめて。


ブラジルvsフランス
好カードである。
当初こそイマイチな試合をしていたフランスだが、徐々にトップフォームを取り戻している。
特に経験豊富なDFラインとダブルボランチは攻められても決定的ピンチを作らせない老獪さを見せている。
ジダンも全盛期のような絶対的な力を見せつけることはないが、ワンタッチで局面を変えることが出来るプレーは健在。
若いMF、マルダとリベリの献身的フォローによってバランスよくなっているように思う。
後はアンリ。正直、クラブチームで見せているような突破を今大会ではあまり見られないのが気になるが、彼が爆発すればブラジルDFを切り裂くことも容易いだろう。

ブラジルは中盤の構成からゴール前での決定力までは完璧。
ワンチャンスを確実にモノにする力は恐ろしい程である。
反面、守備では甘いシーンを見せることが多いようにも思う。
失点こそ少ないが、攻め込まれた時に決定的な形を作られることもしばしば。
トーナメントでは1失点が命取りになる可能性がある以上、これを修正できるかがカギである。

勝率はブラジル(40%)-フランス(60%)と予測する。

意外かも知れないが、今大会はベテランの活躍がキーポイントになりそうな予感がする為である。


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