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ケイト・ブッシュ “This Woman's Work” [ミュージック]

BOX SETシリーズ Vol.1

また勝手なシリーズをよく考えもせず始めてしまいました
で、他人から指摘されないうちにさっさと自白しちゃいますが、このシリーズは70%が自慢です
「どうだ、うらやましいだろ~」という…
ま、興味のない人からすると、ムダ金使いやがって、てことになるんでしょうが、それは言わないお約束(チクリと痛みます)
それから、このシリーズではなるべく文章書きたくない、というのが残り30%の魂胆です

で、一発目は、これ

This Woman's Work「ケイト・ブッシュ・ボックス」/Kate Bush
1990年
東芝EMI
TOCP-6460~7(8枚組)
1.天使と悪魔
2.ライオン・ハート
3.魔物語
4.ドリーミング
5.愛のかたち
6.センシュアル・ワールド
7.This Woman's Work Volume 1(未発表曲集)
8.This Woman's Work Volume 2(未発表曲集)

7と8の2枚だけあればいいや、という率直なご意見ありがとうございます
でも、ファンなら重複をいとわず何枚でも買ってあげるのです…
というのは全くのウソで、当時わが家はCDへの切り替えの時期だったんで、ちょうどいいやということでまとめて買っちゃいました

で、ケイト・ブッシュですが…いきなりの難敵(?)ですね
言葉でいくら形容しても追いつけないというか…
この人は、半分あちらの世界(どっちの世界?)に行っちゃってる人なんで、常識的な言葉で捕らえようとしても空しいだけです
ま、こちらが先入観に囚われすぎているのかもしれません
精神科医を目指していたのがいきなりパントマイムに目覚めちゃったり、ピンク・フロイドのデイヴ・ギルモアにスカウトされちゃったり、といろんなエピソードがありましたからね

で、どうにもらちが明かないので、Wuthering Heights「嵐ヶ丘」の元ネタになったエミリー・ブロンテの小説の方を語ることにします
ヒースクリフとキャシーのあまりに激しい、まるで狂気のような恋の物語でした
彼らのようなpassionを持ち合わせていない現代人には、ほとんど理解不能なのかもしれません
登場人物は皆、情緒不安定で、傷つけ合って…
でも、ホントに人間らしいのは彼らの方かもしれません
現代人は、魂の抜け殻…
そして、現代人のする「恋」は、実は、打算か、それとも、せいぜい物欲の一種に過ぎないのかも…
ってなことを、小悪魔ケイトは言いたかったんじゃないかな~
挑発してるんですよ、予定調和の世界を

今日の1曲、こっちでお願いします
Wuthering Heights(New Vocal)「嵐ヶ丘’90」/Kate Bush
ゲゲ、amazonにまだ残ってる…
This Woman's Work[BEST OF][BOX SET][FROM US][IMPORT]

あっ、「恋のから騒ぎ」ですか…
TVは、CMと、子供と一緒に見るアニメしか見ないのでわかりません




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yubeshi

羨ましいです。箱も素敵ですね。
近日中にライオンハートの事を掲載するのでその時にトラックバックしても良いですか?
by yubeshi (2005-06-10 00:17) 

masa63

ボックスセット、良いですね~。私は「ドリーミング」におけるケイトブッシュの原始的本能の発露と狂気性がシナプスを刺激して大好きですよ。
by masa63 (2005-06-10 00:24) 

モバサム41

> yubeshiさん、TBもちろん、よろしくお願いします。
箱は少しカビが…

>tanamasa63 さん、コメントありがとうございます。
毒薬なので、取り扱いに注意しましょう。
by モバサム41 (2005-06-10 01:27) 

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